第5話

 ついに学校に行く時間が来てしまった。


 夏「いいな、秋と冬は同学年で」


秋「僕、春と同じクラスがいいです」


冬「・・・」


私ももし、2人が同じクラスになるならボッチは回避出来ると思った。


________


「ねぇ、あんなかっこいい人?いた?」


「いないよ!!ってかあれ優じゃん!!」


「どうして、あの子があんなイケメンの中にいるの?」


 やばい、めっちゃ目立ってる。


 春「優、大丈夫だからな」


優「う、うん」


夏「授業終わったら直ぐに行くから」


優「あ、ありがとう」


秋「同じクラスになりますように、同じクラス」


優「私もそうだといいな」


 冬「・・・」


優「(ニコッ)」



あー、めっちゃ目立って恥ずかしいけど、誰も話しかけて来ない。


 ありがとう、みんな。


 

 

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