姫路の田舎で、暮らすおっさん

本編

私は生まれも育ちも、姫路です。街から少し離れたところに住んでいますが、生活に不便を感じたことはありません。車が無くても、日々の生活は問題なく送れます。便利さに頼りすぎず、自然と寄り添う生活をしていると言えるでしょう。

姫路と言えば、お城を思い浮かべる人が多いでしょうが、私の家からはその姿を眺めることはできません。その代わり、綺麗な山や小川をたまに見に行くことが楽しみです。特にお気に入りの場所や、これが絶対好きだというものは無いけれど、なんとなく「姫路って、なんか良いじゃん」と思いながら暮らしています。

日々の暮らしの中で、「死ぬまで姫路で暮らすのかな？」とふと思うことがあります。特別な感情があるわけではないけれど、どこか心地良いこの場所に、このまま居続けるのも悪くない、そんな気持ちです。

姫路は食べ物も美味しいですし、遊ぶ場所もバスで少し移動すればそれなりにあります。特に「まねき」というお店のえきそばが大好きで、子供の頃から馴染みのある味です。あの独特のスープと麺が、私の思い出の中にずっと残っています。今でも時々、ふらっと立ち寄っては、昔の記憶に浸りながら一杯のえきそばを楽しんでいます。

そんな風に、特別なことはないけれど、なんだかんだで姫路での暮らしは満足しています。この土地の穏やかな空気と、馴染みのある風景が、私の心を落ち着かせてくれるからでしょう。これからも、この田舎の生活を大切にしていきたいと思っています。