補足: DVの相談先について(男性もご覧ください)

 作中でDV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)と受け取れる描写を書きました。

 DVというと「暴力」ということで、殴る・蹴るといった身体的な暴力や、暴言・侮辱などといった言葉による心理的な暴力を連想されるかと思います。

 しかし、DVは幅広く定義されており、あなたが困っていることもDVである可能性があります。


 例えば、長期間無視し続ける、電話やメールを監視する、異性との会話を許さないなどは『心理的攻撃』と見なされます。

 生活費を渡さない、借したお金を返さない、無理やりモノを買わされるなどは『経済的圧迫』と見なされます。

 夫婦・恋人・パートナーだからと性行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要するなども『性的強要』と見なされます。

 すべてDVです。


 すでにDVを受けている方、その疑いのある方は、公的な機関へご相談されることをオススメいたします(後述をご参照ください)


 DVはとても身近な問題です。

 自分でも気付かなかったけど、まったくの無意識に妻、夫、彼女、彼氏を深く傷つけていた……

 相手からされている本当は嫌なことをずっと我慢し続けている……

 そんな事態にならないように、ぜひパートナーとご一緒にDVについて理解を深めていただければと思います。



DV(配偶者や交際相手からの暴力)に悩んでいませんか。

一人で悩まず、お近くの相談窓口に相談を!(政府広報)

https://www.gov-online.go.jp/article/202402/entry-5667.html

※DVに関する情報が綺麗にまとまっています。


令和6年度 女性に対する暴力をなくす運動(内閣府 男女共同参画局)

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/no_violence_act/index.html

※様々な啓蒙リーフレットなどをPDFで配布しています。

※性暴力にお悩みの方はコチラをご覧ください。


DV相談ナビ

電話 #8008はれれば

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/dv_navi/index.html

※最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。


DV相談プラス

電話 0120−279つなぐ889はやく

https://soudanplus.jp/

※電話・メール・チャットでの相談が可能です。

※電話・メールは24時間受付。チャットは12〜22時受付。

※メール・チャットは上記URLよりご利用ください。

※男性からの相談も受け付けています。


警察相談専用電話

電話 #9110

※お住まいの地域を管轄する警察本部などにつながります。

※受付時間は平日8時30分〜17時15分

※過度な暴力行為などによって身の危険を感じるような場合は、躊躇なく110番通報してください!



 ご覧いただきまして、ありがとうございました。

 最後に「令和6年度 女性に対する暴力をなくす運動」の啓蒙ポスター・パンフレットのコピーをご紹介して締めさせていただきます。

 引き続き『シアワセノカタチ』をお楽しみください。



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



話してもいいのかな


自分が悪いと思っていた。

誰にも相談なんてできなかった。

でも話してみたらこころが少し軽くなった気がした。



聞かせてほしいな


話しにくいこと、聞かせてくれてありがとう。

あなたは何も悪くないよ。

これからのこと、一緒に考えよう。



DVや性暴力の悩み、受け止めてくれる人がきっといる。



(https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/no_violence_act/index.html)






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<次回予告>


 新章『第四章 調査』


 第19話 責任の所在



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