冒頭から叩きつけられる家族の悲劇に、一気に心を掴まれました。
兄が姉を殺し、妹は兄を憎み、主人公はその板挟みで葛藤する──
この重たい構図が、物語の“静かでシリアスな雰囲気”と見事に噛み合っています。
主人公イージスの強みが**“力”ではなく“知略と対話”なのも非常に魅力的で、
危険人物のジョーカーを相棒に引き込み、その手綱を握っているという設定にワクワクが止まりません。
とくにジョーカーを誘う際には、たまらない高揚感がありました。
理性的な判断と揺れる感情のバランスには、確かな脚本力を感じます。
設定どれもが心をくすぐられる…
そして個人的には、異能×相棒ものという構図が大好物で、
その両方をこの作品は絶妙な温度で描いてくれています。
利害でつながる相棒関係から、どう変化していくのか──その過程が何より楽しみです!
重厚な世界観、光と闇…厨二心が揺さぶられるストーリー。
そして親兄妹の悲しい争いを止めたい主人公のバトルあり絆ありの物語です。
3000年も争い嫌いあう二つの種族…そんな種族同士の混血という複雑な生まれの主人公が、各陣営に別れた親兄妹の戦争を止めたい悲痛な心が伝わってきます…
主人公も酷い目にあってるのに復讐ではなく、唯々争いを止めたい考え方には好感がわきます。
中立国の者としてどちらにもつかず、彼がどう戦いを止めるのか…読者として楽しみにしています。
強すぎる相棒と共に力で止めるのか、それとも…
重い世界観、能力バトルの好きな方におすすめします。
少年漫画好きな自分にも刺さるので、少年漫画好きにもおすすめできるかもしれませんね。
マジでおすすめです。
自分の推しキャラは主人公のイージス、そしてヴィオラという女の子キャラクターですね。
とてもかわいらしいので。