第6話 ご祝儀十万円事件
あまり細かい事を気にしない女性上司が、
部下の結婚祝いにご祝儀を十万円包みました。
他の社員は三万円くらいしか包んでいないのに。
しかもそれを平然と公言します。
みんなのやるせなさそうな視線に気づいたその人は、
更に厚顔無恥な顔でのたまいます。
「心配しなさんな、あたしはみんながびっくりするような給料を貰っているんだから」
ひとりが言いました。
「少なくともそういう事は、言わない方が良いかと思いますが」
女性上司は、きょとんとしたままでした。
どうしてこうひんしゅくを買うのでしょうか?
(明日に続きます)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます