虐待人生から私は赤ちゃんからやり直す

少し復活したエアコン

第1話

 男の子を庇って、私は車に轢かれた。


 その瞬間走馬灯が見れた。


 私の人生は地獄のような人生だった。


 親が過保護という名の毒親で何でもやることを縛ってくる。


 放課後は絶対勉強 友達と遊ぶのは禁止


 突然恋愛も禁止、部活も禁止、趣味も禁止


 全部出来ない・・・


 あー、こんな私の人生 意味はあったのだろうか?


 いや意味か・・・きっとよく普通に生きてる人間もこういう時に同じように意味とか、生き甲斐って言うんだろうか


 ・・・悔しい!!私は何も出来ない!!させて貰えない!!生き甲斐!!意味!!

そんなの沢山あった!!私が幸せになることだ!


なりたかった!!もっと裕福に暮らしたかった!!


「・・・いやだ」

その瞬間、走馬灯は終わり全身に衝撃が走った。


_________


目が覚めた。その瞬間私は理解した。


「・・・」


転生した。


「・・・ほら、見て優。妹よあなたに妹が出来たのよ」


「・・・いもうと、」


そうか、神様は私を見捨てなかった。


むしろ感謝しかない。過去地獄だったとはいえ、2週目をくれた。今度こそ、今度こそ幸せになったら2回も人生を楽しめたことになる!!こんな幸せは絶対にない!!今度こそ私は幸せになってやる!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

毎日 14:04 予定は変更される可能性があります

虐待人生から私は赤ちゃんからやり直す 少し復活したエアコン @eaconnn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ