特異な小説書きのこわいもの

千世 護民

一つ目

 軽く作者こみんの経歴を発表すると、新卒で入った職場を3ヶ月で辞め、その後ニート。現在バイトやってます。


このこわいものは3ヶ月で辞めた仕事も影響しています。

 早速まずひとつ。「ため息」

指導係の先輩が事あるごとに吐くため息が精神的に苦痛で。何かひとつできないことがあるとそこだけをピックアップして徹底的にやる。一つひとつそうしてできるようになったことが増えていく中、あまりにもできないことが多く先輩のため息が自分の中で響いて刺さる。働いていく中で、できるようになってもその倍増えるできないことが明確化されるたびに何か(あきらめ)に近い感情が湧き上がって逃げたくなる。そのため息がまるで


「まだそんなこともできないの」


と、言われているようで自分を責めて病む。

その度に相談する“主任”には私のような木端の意見は届かなかったらしい。毎回その人と先輩と正座で対面させられて小会議。「次も頑張ろう」みたいな雰囲気になって終わり。それがもう4、5回続いた。

風邪をひいて薬で熱を下げて出勤したある日、「なんでここにいるんだろう」と思ったときには上司(一番偉い人)に「辞めさせてください」と頭を下げていた。今考えても何やってるんだろう?

 ここに来るまでに事務所で突然泣きだす、感情が無くなる、ご飯が食べられなくなる、眠れない。なんてのが常に。最低限度の生活を送れていなかった気がする。正直記憶が曖昧。先輩と話すのが嫌すぎて涙目で仕事していた。


 その他もっと詳しく知りたい方は私の小説である『頑張れ新人ちゃん』へGO。当の本人も黒い感情と身バレしたくないの精神で書いたのでどこまで現状が書いてあるかは覚えていませんが見直す気もないので一番状況がよくわかると思います。(宣伝)


 

一話目はこの辺で。また二話目でお会いしましょう。

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