激動の時代を迎える異世界、俺は最強闇堕ち軍師と呼ばれ、歪んだ世界に復讐を誓う

晃晃(こう あきら)

第一章

エピローグ 夜明けの闇:アストロン・フィナーレ

 


 俺の目の前にいる薄暗く、肌寒い未明。日の出もまだ遠いとき、俺たち冥界の牙、そして数十万という世界革命軍が目の前に勢ぞろい。ようやく、ここまで―


 長かった。


 塔から、大勢の軍勢を見下ろしている。


 俺は、同じ冥界の牙のメンバー、リーダーとして、あるいは革命軍参謀として、前に出て、最後の演説を行う。勇猛果敢でいつもは元気で騒がしいファングたち(冥界の牙メンバー)も今日この日は真剣な目つきをしている。彼らは肝の据わった奴らで、そしてすでに覚悟は決まっている。


 俺は空気を凍てつくような大きく吸い、荒ぶる心を落ち着かせる。

 瞳を閉じれば、母さんが浮かび上がる。


 エリス・フィルド。俺の母であり、あの一夜の事件にて世界的に有名になった名前だ。


 魔道具である拡声器を手に取った。想いを胸に俺は一歩前に進み、演説を始める。


「我々は!長い、長い時間をかけようやくここまでたどり着いた!」


 内容は知らない革命軍の中ではすでに俺の凛々しい立ち姿を見て、涙ぐんだやつがいた。


 それとは逆に俺の冥界の牙は、演説内容を事前に知っている。俺は気にせず、彼らに訴える。


「ここまで、我々は聖教団、世界の国々に絞りとられ、圧政され、弾圧され続けた!やつらは国家繁栄のためと国民を騙し、命さえも奪った!」


 彼らは様々な思いを抱えているが、俺に賛同し、頷く。


「最初の被害者は、俺の母、エリス・フィルドだ。彼女は、あの有名な魔女事件によって殺された!」


 母のことを思い出す。母は生まれたときから、ずっと優しくて、愛がある人だった。俺は彼女からいろんなことを学んだ。特に絵本や、童話を寝る前に読み聞かせをしてくれた。まだ寒い未明でも、彼女を思い出すと心は温かくなる。


「母だけじゃない!俺の故郷、最果て村も壊滅した!数え切らないほど人があの件で死んだ!」


 俺の妹、ラナのほうに視線を向けるが、俺のアビリティでなんとかラナは未来に逃げたときにだんだんとあの頃の暖かさを失い、目はどこか冷たい。ラナは母を失ったあの日から俺を守り抜くためにここにいる。


「その通りなのん!悪いのは全部国と聖教団だのん!」


 冥界の牙の幹部、ナナも皆の前で声高に同意を示す。よく言った。俺の演説を盛り上げの手伝いありがとう、と心の中で感謝をする。


 革命軍たちも、激しく賛同し、場の注目はどんどん俺に向かう。よし計画通り。


「俺は!この歪みに歪みきったこの世界を正し、新たな世界の夜明けになることを神に、いや違う!すべての人間のために行うことをここに宣言する!」



 そのとき、軍の士気は最高潮に高まった!とんでもないほどのときがあがる。


 上に上がってきた革命軍トップ、エルメス・カイレンが軍に号令を出す。この男は軍の中でも冷静さが目立ち、貫禄のある若い男だ。


「革命軍!全軍、前進!!」


 軍全体に指令が伝わるように、エルメスは銃と魔道具が組み合わさった進軍の合図の信号弾が上空に打ち上げる。


 俺は最後に幼馴染でもある、エルメスに声をかける。もしかしたらこれが最後かもしれないからな。


「すこし、緊張したか?エルメス。」


 あいつは冷静ぶった顔をしているが、俺と同い年だ。緊張したところなんか見たこともない。俺のためにか、あいつはフッと微笑んだ。


「ああ、問題ない。お前も賢者の前で興奮するなよ。すぐ、冷静さが無くなるからな、お前。」


「当然。必ず、生きろよ!」


 時間があまり無く、エルメスはただ頷いた。俺は冥界の牙のところに戻るために俺はゆっくりとはしごを伝い、鉄道の泊めてある車庫に合流する。


 大軍が動くのでだいぶ騒がしい。こんなにも軍を動かすのは参謀としては初めてのことだ。


 作戦としては二手に分かれることになっている。革命軍本隊はジブ王国の宮殿の襲撃、そして俺たち冥界の牙はこの汽車を使い、遠国のアトラス皇国まで行き、賢者がいる冥界まで乗り込む。


 このアストラ大陸の国々でジブ王国→ママイヤ王国→神聖ロスト帝国に順に革命軍がクーデターを起こすことになっている。標的は主に、王族や貴族だ。この腐りきった現状を作った主犯格に当たる輩だ。


 だからこそ、革命軍は民衆の味方でなければならない。それが示せなければ鎮圧され、本当に世界を変えるチャンスがなくなってしまう。


 俺は汽車のところまで走りながら、あの日の魔女事件に起きたことを思い出す。







 ――大陸歴1850年 ジブ王国 最果ての村 4/18



「母さん、行ってきます。」


 今日は、王立学園の入学式の前日。ワクワク。この田舎から学園に行けるのは俺が初めてだ。王立学園とは王国の兵士やら、魔法士やら公務員を育てる国の教育機関だ。


 産業革命以降、ちゃんとした学校が出来て、庶民にも教育が受けられるようになったのだ。


「気を付けていくのよ。特に汽車に慣れて、酔わないでね。」


 入学式の前に、寮へ行き、荷物やら事前に済ませておく。最果て村から王立学園の寮は相当距離があるので、汽車でいくことになる。


「分かってるよ。ずっと通ってたら慣れるって。」


 寮から学園に通うのも、汽車を使う。俺にとって汽車は苦手すぎるから、慣れるまでは地獄。それに俺のような庶民は学園にはあんまりいない、貴族やら王族がやっぱり優秀で多いからだ。


 案外、そっちの人間関係が大変かもしれない…


「ロンちゃんがここまで成長するなんて…」


 母エリスが、息子の成長の感動のあまり涙を流す。


 母も同じように王立学園出身で、同じ学園に入れたことに感動したのだろう。母が入学したのが確か、魔法科だったか。俺は魔法科ではなく軍事学科だ。


 軍事学科は主に、軍を動かす指揮官系を育てるために昨年設立された学科だ。


 その学科はまさに俺のような軍師やら参謀に向いている職業ってわけだ。他に学科は剣術学科、魔導工学科、科学学科、魔法医学科、経済学科がある。


 軍事学科以外は興味がないからほとんど分からないが、学園ではかなり人と関わることが多いので、学科くらいは知っておくべきだろう。


「お兄ちゃん、ソッコーで学園に入学するからね♡」


 ラナは、学園に入るほどの学力は実はない。例外として、剣術学科の試験は模擬戦なので、妹はそれを狙っている。少し、からかってやるか。


「本当に合格出来んのかぁ?おれは今のままじゃ絶対!無理だと思うぞー」


「行くー!絶対行くもん。お兄ちゃんみたいに無能じゃありませーん。ちゃんとこっちにはアビリティがあるんですぅ。」


 はぁ、そのアビリティについて聞かれると心が痛む…


 まぁ、俺のアビリティはまだ誰にも見せたことないしな。こればっかりは何言われても仕方ない。


「じゃあ、行ってきます。」


 泣いてた母もにっこり微笑む。本当にいい母を持ったと思う。父は俺が生まれて結構早くに亡くなったけど、母は「本当にいい人」だと言っていた。


 だから、俺は今絶好に幸せなんだ。この家族が俺の宝物だ。


 そうしみじみと思いに浸っていると、


「お兄ちゃん~私も行く!!!」


「あ、ありがとな、ん?」


 最後の感謝の言葉が来ると思って感謝を伝えようとしたが―


 え?ラナ、今なんか言った?


「私も、ついて行くの。」


「はい?」


 俺の妹、こんなわがままだっけ?結局、妹は母にとがめられ、今日だけついて行くことになった。ん?


 いや、今日ついて来るのかよ!ってか、ずっと学園に行くつもりっだのか?


 はっきり言って、これは恐ろしい。ずっとべったりついて来ると考えると鳥肌が立つ。


 気を取り直し、順調に汽車にのり、学園寮に着いた。いや―


「オェェ➘」


 順調だと思ったのに…吐いた。最悪。


 やっぱり汽車は嫌いだ。絶対にこうなってしまう。


「お兄ちゃん、酔いの原因は三半規管が弱いからなんだって、鍛えてみたら?」


 こいつ、俺の知らない知識を自慢してやがる…


 俺たちは、薬屋まで行き、酔い止めを飲んだ。そして、なんとか俺の三半規管の一命を取り留めた。


 その後は順調に終わり、夕方には寮の荷物整理も、王都での買い出しも済み、ようやく一息付けた。


「ラナ、疲れたな。俺、王都は人が多くて酔いそうだ。」


「お兄ちゃん、お腹減ったよ。お兄ちゃんの驕りで外で食べたーい。」


「そうだな、お腹空いたな。って俺の驕りかよ!?」


 兄妹の仲良く夕食が食べると思っていたのに…


「よし外食にするなら、混む前に早く行くぞ。」


「お兄ちゃん、太っ腹!」


 結局、俺の驕りになってしまった。妹の駄々に負けてしまった。


「ほんと、悪魔の様な妹だ…」


「天使のような妹って言ってほしかったな。お兄ちゃん。」


 もうその笑顔すら、悪魔だよ!っと突っ込みたい。でもその隙も与えず妹は話題を変える。


「やっぱ、お兄ちゃん。左目の眼帯やっぱ中二病っぽいよ。やめておいた方がいいんじゃない?」


「おい、ラナ、前世の知識のある話はやめた解いた方がいい。他にも転生者がいたら危険だぞ。」


 俺は七歳のときから、眼帯を付けている。別に中二病ってわけじゃなくて、終わりの勇者に襲われたときに剣が目にかすったからだ。かすっただけだから、見えるには見えるが視力が相当落ちてて見ずらいから、付けただけだ。


「はいはーい。やっぱ、お兄ちゃんって前世のときからとことん中二病だったんでね。」


「おい!さっき言ったこと忘れたか!」


 突っ込むと同時にラナをシバく。ったく、こいつも前世のときから、変わんねーなと思いながら、卓に届いた飯を口に頬張る。


 王都の飯は村より全然うまい。こうなると、妹の食事量が気になるところだが―


「やっぱり、多いー!」


「うん?どうしたの、お兄ちゃん。」


 ラナはきょとんとした顔をしてる。俺の驕りだということを全く気にしてない…


 すると、周りの客から村の話が聞こえてきた。


「おい、知ってるか。あの最果て村にジブ王国の聖教団とアトラス皇国の聖教団の連合軍が今、進軍してるみたいだぞ。多分、虐殺だろうな。」


 もう一人の男が、


「本当か?あの村には魔女がいるって噂だぞ。ってことは魔女狙いか。」


「おい、あんたらそれ本当か!?」


 二人は急に声をかけられ驚いていた。


「ああ、俺たちはちゃっとこの目で軍を見た。」


 俺は、さっきの威勢を失い、沈黙していた。この話、本当なのか?そもそもなんで俺の村が。それに、魔女ってなんなんだよ!これがマジの話なら、村がやばいことになるかもしれない―


 俺はラナとすぐに汽車に乗り最果て村へと向かった。数時間後…


「はぁはぁ、速く行くぞ。汽車で言ったから奴らよりも早く着いたはずだ。聖教団が、着く前に伝えないと!」


 必死に走る。息が切れ、心臓がはちきれそうだ。村まであと5kmくらいあるが、もしこの間歩いて間に合わなかったなんて―


「絶対に、そんなことさせない!」


 さっきまで、後ろに走っていたラナだったが、前に行き、


「お兄ちゃん、先行って伝えに行く!」


 ああ、合理的に考えて、体力のあるお前が行くのが最短時間で行けるだろう。俺は頷き、彼女の背中を見送った。


 残り2km。まだ明かりやら、悲鳴が聞こえてない。つまり戦闘が開始されてないってことだ。今は夜。暗く、進軍の速度が遅いのかもしれない。それにこの最果て村は王都でも地図はなかなか無いし、地形もかなり切り立っている。村に内通者がいない限り大丈夫だろう。


「間に合ってくれよ…」


 俺たちは道路から外れ最短距離の森へ入る。


 しかし、その希望もたった一瞬の、出来事で消滅する。村へと続く地平線あたりを見ると、赤く燃え上がるような赤い光に包まれる。


「おい、待て待て待て待て!」


 俺は村の手前までやってきた。そこには膝から崩れ落ちた妹がいて、村の建物が炎と悲鳴に包まれていた。間に合わなかった―


「どうして…間に合わなかった?おい、どうして!!」


 俺は何も考えられず、無我夢中に走った。足がもうちぎれそうだ。


 そんな、こんな一瞬で、失うなんて。


 村は悲鳴と絶望だけが残っていた。さっき俺が抱いていた希望なんてものはこの世界のどこにもないと、ただ地獄がそこにあった。


「エルメス、母さん!!どこ!?」


 村の中は炎に包まれ、熱い。どこを見ても村人がいない。


「なんでこんなに人がいないんだ!おかしい!」


 俺は母を探すため走って、走って、走りまくった。


 村の門の外側に、十字架の聖教団の軍旗が見えた。俺はラナと全力でそこに向かう。


「見えた!あれは村人だ!」


 聖教団の軍服を来た者たちに完全に捕らえられている。母さん、エルメス、無事でいてくれよ――



 そこには、十字架に貼り付けにされ、拷問を受けてボロボロになった母さんがいた。


「あ!?なんだあのガキ。団員はこんなガキ一匹を見逃したってのか?」


 聖教団のトップと思わしき、高級そうな聖服を着た男がこちらに気づいた。誰だ、あの男は?


 顔をよく見るとその男はこの村では見慣れた男。レインボー・アルカイド。


「あいつ!この村を売りやがったのか!!」


 あの男が、村の情報やら地形やらを聖教団に売ったなら、こんなにも進軍が早いわけがない。


「おぉ、よく見れば、魔女のガキじゃないか?早く、こちらに来なさい。怖かったでしょう。でも、私のもとにいれば安全です。さ、早くこちらへ。」


 嘘だ。状況を見るにこの男は絶対に敵だ。策がない。このまま突っ込んでも、周りの聖教団の団員にリンチにされちまう。


 レインボーは村の牧師だ。なんでその男が裏切るんだよ…


 あの男はこの村で誰よりも優しい人間だった。だからこそ、周りから尊敬され、好かれていた。なのに―


 完璧すぎる。この村を襲うのに完璧すぎる作戦で来やがった。俺はそのときはじめて、聖教団の謀略に破れた。もう俺には、何も残っていないじゃないか…


「裏切り者がああああぁあ!!!」


「ラナ!?」


 ラナが自身のアビリティでレインボーのところへ突っ込んだ。この状況で俺にどうしろって言うんだよ…


「お兄ちゃんは、お母さんのところへ!!」


 俺は自分の疲れを忘れるほど、走って、母さんのところまで走った。


「母さん、母さん、母さん。聞こえる?」


 母はもううつろな目をしている。かろうじて、意識を保てている、そんな感じだ。出血がひどい。このままじゃ、縄を解いても、行けれるか、どうか…


「ロン、、ちゃん??」


 母が気づいた。早く、この縄を解かないと!速く!


「ロンちゃん…もう逃げて。」


「母さん、何馬鹿なこと言ってんだよ!!」


「馬鹿はあなた、よ。こんなに村が襲撃されてるのに、戻ってくるなんて…」


 母は涙を流し、最後の言葉を伝える。俺は助けようとべたべた油のついた縄を解こうと、必死に結び目に手をかける。


「ロン…どんなに、、この世界が、、」


 苦しそうだ。辛そうだ。こんなことになると分かったのに、間に合わなかった不甲斐なさが、俺を締め付ける。


「この世界が…残酷でも、最後まで…生きて、」


 あせって、なかなか解けない。そして、何よりすごく固く結ばれている。


「ガキがいるぞ!そのまま、ガキと魔女もろとも放て!」


 振り向くと、レインボーにバレていた。周りには弓兵。いや、ただの矢じゃない!火矢だ!んで、この磔のべたべたが油か…


 なんで?


 なんでこんな幸せな日に、こんなひどいことになったんだよ!


 心の中で嘆いた。


「ガキが!これだから、魔女は嫌いなんだよ!!」


 魔女ってだから、何なんだよ!!


「魔女って母さんのことか!」


 くそレインボーが、


「魔女だ。そう世界の敵だ。法王様がそう仰っている。」


 その時初めて世界がこんなにも暗く、醜く感じた。あの裏切り者だけは許さない。そして、その法王ってやつも!


 その時、母さんが、


「ストロン、グ ウィンド…」


 最後の力を振り絞ってスキルの詠唱をした。空中にに体が持ち上がり、


 瞬間、母のスキルで一気にラナのところに飛ばされた。


「母さん…?」


 俺は何が起きたか分からないまま、唖然とする。どうして?死ぬのは俺だけでいい。母さんだけは、死んじゃダメだ!!


 母さんが、いないとダメなんだ!


「に、逃げ、て、ロン、ラナ…」


 矢が十字架のところまで届き、爆発。聖教団が歓喜の声をあげる。残った灰が煙を上げる。


「母さーん!!!!!!」


 俺は心の底から叫び、悲痛し、嘆いた。母のために復讐を誓う。この世の歪みを。この世の残酷さを。この世の不完全さを。


 俺に力があれば―


 このクズどもを蹂躙する力があれば―




 爆発後、すぐに雨が降り、燃える家々を鎮火させた。多くの人が魔女関係とみなされ、燃やされた。


 こぼれた涙が、雨とともにしたたり落ちる。雨の中、


 俺は理性を失い、アビリティを使った。闇の力はどんな影響を及ぼすか、俺とラナはその時、まだ理解していなかった。発動後、俺とラナは周りに虚無の闇で包まれる。


 闇は因果律を捻じ曲げ、世界のことわりを超えようとしていた。世界の壁を越え、時間を超える。まるでそれは、魔法の域を超えた神の力。こちらからはまわりの景色がねじ曲がって見える。これが俺のアビリティか、久しぶりに使った。


 この知力と能力があれば―


 裏切り、謀略、理不尽、闇だらけのこの世界。


 この腐った世界を、俺の手で一から作り直せる。


 そこから、俺たち、兄妹の復讐が始まった。


 俺たちは、心に闇を持ちながらも、目には炎を宿し、復讐に燃える。あの日の事件の怒りを胸に。


 俺は、この世界を――闇へと沈める者となる。



 ■■■■■■■お礼・お願い ■■■■■■■


 プロローグを読んでいただきありがとうございました。

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