たんじぇんと×えんしゅうりつ!

篠ノサウロ

第一話 出会いと書いて代入と読む

 いっけなーい、遅刻遅刻!


 あたしの名前はtanタンジェント、ピチピチの約4000歳!お父さんはあの古代エジプト人なんだー。お姉ちゃんはキュート系なsinサインとクール系なcosコサイン、どっちも色んな数字に代入されてて羨ましいなぁ……


 なんて考えてる場合じゃなーい!今日はオイラー学園の入学式なのに、どうしてあたしったら今日に限って寝坊しちゃうんだろう……こんなことなら夜に置換積分なんてやらきゃ良かったなぁ。


がしゃーん


「うわぁ!なんなのよ!」

「そっちこそ、曲がり角で安全確認しないとか何考えてんだよ!」


 ぶつかった勢いで車輪がサイクロイドになっちゃった、そう思ってぶつかってきた歩行者さんの方を見る。


「……返す言葉もございません」

「まったく……ん、その制服もしかしてうちの生徒か?」

「は、はい!オイラー学園に今日から入学する……って貴方は!」

「お、俺のこと知ってる?」


 知ってるもなにない、学業では東○大学A判定、スポーツではテニスの全国大会三連覇を果たして、全国にその名を轟かせた。本名を最後まで言うことは誰にも許されてないとされる、その名も……


πパイさん!」


つづかない


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 なにこれ……

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