……
だって、武人が選んだのは俺じゃないから………。
ねぇ、武人、俺はどこにいけばいいのだろう……。
親友なんて言葉は恋人を超えられない。
それなら、俺は……
武人のそばにいられないのなら、俺はもう生きていても仕方がない……。
武人、バイバイ。
武人、ありがとう――――ーーー。
武人、大好きだったよ…………・・・・・・・・・。
身を投げた―――――---ーー。
シンプルな部屋のダイニングリビングのテーブルには半分くらい入った
ウイスキーボトルと飲みかけのグラス、結婚式の招待状が残されていた。
ねぇ、武人、もしも今度生まれ変わったら、必ず女に生まれ変わりたい――――。
そして、武人好みの女に生まれ変わるんだ――――ーーー。
だから、武人のお嫁さんにしてください――――ーーー。
必ず、俺が武人を幸せにするからねーーーーー。
その静寂な夜は次第に暁に明けていった―――――――ーーー。
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