澄んだ瞳

天気がいいから外へ行こうと誘われて

君の後ろをゆっくり歩くいつもの散歩道


変わらぬ日常

ずっと続けばいいのに


ふと気配を感じた

どうしたのかと尋ねる

答えはこうだ



君を見てるんだよ

君の瞳をね

いつ見ても美しい色彩だ



こう言われるのは何回目だろう

初めは恥ずかしかったが今は慣れた


それなら君も同じになるかと

意地悪っぽく言ってやった


返事は返ってこない


答える代わりにまだ君は見つめているんだね



光を失って久しいこの瞳を

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