タウ・デプス 水晶の姫君
伏潮朱遺
水晶の姫君 クリスタルプリンセス
0
帰りが遅くなった。
また殴られた。
それはどうでもいい。
毎日殴られればもうどうでもよくなる。
すっかり暗くなっている。
季節は秋に向かっている。
夜は少し涼しい。
近道をするためにいつもの公園を横切る。
なにか、
聞こえた。
掠れた声。
すすり泣く声。
幽霊?
虫の音の聞き違い?
怖くはないが不気味だ。
足を速める。
と、思って思い直す。
違う。
虫でも聞き違いでもない。
いる。
女が泣いている。
じゃあ幽霊?
幽霊だとしても泣いている女を放っておけない。
どこだ?
公園の遊具を見て回る。
ここじゃない。
トイレ?
誰もいないから女用に踏み込むのを許してもらいたい。
万一の場合がある。
怪我してその痛みで泣いているのならすぐに病院に連れて行かないと。
ざあ、と風が脳天を撫でた。
いる。
その木の陰。
「大丈夫すか」怖がらせないように優しい声を心がけた。
女は小さく縮こまっていた。
「どこか痛いんすか?」
小さい女だった。少女?
「動けないんだったら、乗ります?」屈んで背を見せた。
女がゆっくりと顔を上げた。
暗がりでよく見えないが、涙が光ったように見えた。
薄い生地のワンピース。
髪は肩より少し長いくらい。
「どうぞ?」躊躇っているようだったので声をかけた。
女がゆっくりと白い腕を伸ばし、俺の肩にのせた。
冷たくて小さな手が俺の首に。
「しっかりつかまっててください」
軽い。
やはり少女か?
「あの」耳元で鈴が鳴った。
少女の声だとわかるのに時間がかかった。
「病院ですよね?」
21時を回っているが救急なら診てくれるだろう。
「え」
「病院じゃないほうがいいですか」
頷いたように空気が動いた。
じゃあ、行くところは一つしかない。
「俺の家、行きます?」
そのとき拾った女は、曇った俺の視界を晴らしてくれた。
呪い祓いを生業とする一族の巫女。
俺の、生涯愛した女。
タウ・デプス
水晶の姫君
1
女は俺の家に着くなりシャワーを浴びた。
俺は脱ぎ捨てられたワンピースを畳もうかどうしようか、居間と脱衣場を行ったり来たりしながら5回くらい迷ってそのままにした。
ワンピースには血が付いていた。
やはり怪我をしていたのか。
そして、気のせいでなければ、下着がない。
下着なしでワンピースだけだったのか。
ワンピース1枚の女を背中に乗せて家まで連れてきてしまったのか。
誰にも見られていないことを願いながら頭を抱えた。
脱衣場にバスタオルと俺のTシャツ(サイズ大きめ)をそっと置いて、俺は居間に戻った。
どうしよう。
いろいろ終わったかもしれない。
そういえば、背中にそんな感じの感触が残っているような。
首を振っても感触は消えない。
熱くなってきた。
「お風呂、ありがとうございました」女がタオルで髪を拭きながら脱衣場から出てきた。
「ああ、はい」しか言えない。
ちゃぶ台の周りに置いた座布団に、ゆっくりと女が座る。脚を崩して。
誰だ白いTシャツなんか渡したアホは。
俺か。
「怪我は大丈夫ですか」
「あ、えっと」女が恥ずかしそうに俯いた。「大丈夫です」
これ以上触れるなということだろう。
やめよう。
「よかったら、服、洗いますか?」
「あの、血が落ちないので」
「捨てますか?」
「いえ、そのまま持って帰ります」
ということは、俺の服を貸せということか。
それとも買ってきた方がいいのか。
22時。
買うにしても明日か。
俺の家は2階建。両親は別の家に住んでて、兄弟もいないので独り暮らし。
ただっ広い家に一人。
だったけど、今夜は違う。
今更緊張してきた。
女なんか家に呼んだことない。
「お顔、大丈夫ですか」女が俺の顔をじっと見る。
親父に殴られた頬を心配してくれている。
「いや、これはいつもだから」
「痛くないですか」
「痛いなら、そっちこそ」
女の顔が赤くなる。
しまった。
「ごめん」
首から下を見ないように気を付けながら。
「えっと、俺、
「岐蘇不動産の?」
「あ、うん。まあ、そう」
女の名は、
名字に聞き覚えがあった。
「納って、あの」
「はい、あの納です」
呪いを祓うと称して毎夜男の家に通うという。
「本当に呪いを祓っていると思いますか」
「そもそも呪いってのがよくわからないですよね」
美舞姫は困ったような顔をした。
「信じてないわけじゃないすけど」
「信じてもらわなくてもいいです」
しまった。怒らせたか。
眼が合わない。
「気に触ったならごめん」
まずい。
美舞姫が泣きそうだ。
「あの」
「誰も信じてくれないんです」美舞姫が震える声で言う。「誰も信じてくれなくて、それで」
「わかった。わかったよ。俺は信じる」
「そんなに簡単に言われても」
よく言われる。
言葉が軽いって。
「家の人は信じてるんだろ?」
「信じてたら毎日毎日あんなこと」
どうゆうことだ?
気分転換に麦茶を持ってきた。
美舞姫はゆっくり口に運ぶ。
そしてゆっくり教えてくれた。
確かに納家の女――巫女は、呪いを祓う力がある。
でもその呪い自体を“客”側はおろか納家の人間も信じていない。
なのでその行為だけが残って。
「呪いを祓うためにその、客と」
身体を重ねている。
今夜はとうとう客のところから逃げてきたという。
「もう耐えられないんです。なんで私が」
血が出ていた場所はもしかして。
やっぱり触れないほうが良さそうだった。
「しばらくここに置いてもらえませんか」美舞姫が言う。真剣な眼差しで。
「それは俺の優しさにつけ込んでる? それとも俺にメリットがあるようなことをしてくれるの?」
「黙ってましたが、この家は呪われています」
「だろうな。親父たちが俺をここに閉じ込めてるわけだから」
「そうじゃありません」美舞姫がゆっくり立ち上がって周囲を見回す。「ここ、います」
いるって。
何が?
「幽霊とは違うんです。透明な、
「へえ、そりゃ困ったな」
「本気にしてませんね」美舞姫が俺を見下ろす。「私ならそれを祓えます」
「そりゃいい。やってくれよ」
「やったらしばらく置いてくれますか」
「いいよ。呪いってのが本当にあるんなら祓ってく」
れよ、が美舞姫の口の中に消えた。
ああそうか。
そうゆうことか。
そうやって呪いとやらを祓うのか。
好きにさせよう。
ちなみに、初めてだけどどうでもいいか。
2
美舞姫のおかげで家にいるときの不快感がなくなった。
俺の親父は俺が嫌いすぎて俺に早く孫を作らせようとしている。それで自分の孫に会社を継がせようとしている。
俺は孫を作るためのつなぎ。俺の価値は遺伝子にしかない。
早く女を作れとは言われていたが。
まさかこんなきっかけで女ができるとは思うまい。
美舞姫さえよければ俺は満更でもないんだが。
「ごめんなさい」
いきなりフられた。
やることやっといて。
やること終わればお払い箱か。
「違うんです。婚約者が」
なるほど。
その婚約者から奪えばいいわけか。
「来月式を挙げます」
早い。
早すぎる。
俺まだ立候補もできてないのに。
「ごめんなさい。こんなにお世話になっといて」美舞姫は本当に申し訳なさそうだった。
申し訳ないなら最初からやらないでほしかったが。
美舞姫を匿って一週間。
服も買ってきたので外にも出られるし帰れるはずだが。
「なんか、事情とかありそう?」
そろそろ話してもらいたい。
婚約者がいるとかいう要らない情報はどうでもよいから。
美舞姫が座布団に座る。
俺は正面に座った。
「あの」美舞姫が眼を逸らす。
「なに?」
「そんなにじろじろ見られると」
「あ、ごめん」
なんか恥ずかしい。
もう一週間も一緒にいるのに。
美舞姫のこと、なんにも知らない。
「私の家、呪いを祓う家なんですが、もう一族は誰も信じてなくて、代々巫女は本当にその力があって」
「うん、俺は信じるよ。言っただろ? だって現にやってくれたわけだし」
美舞姫は泣きそうだった。
「家に帰りたくないのは、また客のとこに行かなきゃいけないから?」
美舞姫は泣きながら肯いた。
「婚約者ってのは?」
「家が勝手に決めただけです」
「じゃあ俺入る余地あるじゃん」
「それは」
「わかった。結婚式に、ちょっと待ったー!!て乱入するよ。んで美舞姫を攫って逃げる。どう?」
「どうって、滅茶苦茶です」
「でもそのくらいしないと美舞姫と一緒になれなそうだし」
「一緒に?」
「ごめん、惚れてる。簡単な奴だって思っていいよ」
美舞姫が顔を覆って泣き出した。
「ごめん、変なこと言った?」
「本当ですか」
「本当も何も、なんで嘘つかないといけないの?」
「それは」
駄目だ。
どうしたら美舞姫とずっと一緒にいられるのかって考えてる。
親父を納得させるのは簡単だ。既成事実があればいい。
「結婚して娘が生まれたら、この力はなくなります」
「早く失くしたいの?」
美舞姫が肯く。
「俺だったら、役に立つように使うけどな。ほら、ここのを祓ってくれたみたいに。他のそうゆうヤバそうな家に出向いて、こないだみたいに祓えば、あら不思議。俺んとこの厄介物件が浄化されるってわけ」
善は急げ。
口の堅そうな社員にそうゆう物件がないか聞いた。リストアップしてもらって一個一個潰していった。
美舞姫によると、祓うのは一人じゃできなくて、そのたびに相手の男が必要になる。
つまり、物件の数だけ俺とそうゆうことをするってことになる。
数を重ねるってことはつまり、親父の望む既成事実ができるってこと。
親父に紹介に行った。
美舞姫の名字を伝えた瞬間殴られた。
馬鹿野郎だって?
誰が。
その女だけは手を出しちゃいけないだって?
知らないしどうでもいい。
俺は、美舞姫を愛してる。子どもができた責任も取る。
馬鹿にはこちらで相手を探す?
余計なことはしなくていい。だって俺は。
親父は美舞姫に鞄を渡した。その中に入っている金で堕胎しろと言っている。
俺は初めて親父に殺意が芽生えた。
美舞姫を連れて走って逃げた。
「ごめん。ほんとごめん」
謝るしかできない。
いや、他に出来ることがあった。
「駆け落ち、しよ?」
3
結論から言うと駆け落ちは失敗した。親父の手下にすぐに見つかった。
俺と美舞姫は離れ離れ。
来週、美舞姫は
俺も近々、親父の決めた女と結婚しなきゃいけない。
最悪だ。
俺も美舞姫も望んでいない。
それに美舞姫にお腹には俺の子どもがいる。
結婚式なんかぶち壊してやる。
親父に呼び出された。
開幕殴られるのはいつものこと。
「
「だからその理由を言えっての。美舞姫の力があれば事故物件とか、そうゆうのがなんとかなる。親父の役に立てる。だから」
「余計なことをせんでいいと言ってる」親父は怒っているみたいだった。「お前には何の期待もしとらん。俺の選んだ女と結婚して早く孫を作れ。それがお前の仕事だ」
「なんでそんなに俺を」
俺が何をした?
そもそも俺はなんで親父に嫌われている?
「出来が悪かった。それが理由だ。こんな恥ずかしい息子を外には出せない」
わけがわからない。
俺だってできることがあるはず。何もさせてくれないじゃないか。
口応えをしそうな顔に見えたのだろう。
また殴られた。
駄目だ。親父に会話は不可能だ。
お袋だって親父のいいなりで。一度だって味方してくれたことなんかなかった。
じゃあ俺は俺で勝手にやってやる。
親父が勝手に決めた婚約者は、
浦納?
美舞姫の名字と似てないか?
「いわばゴミ箱です」舞紅留が言った。「巫女の力が受け継がれなかった女は、浦納に流される」
それもあんまりな話だが。
親父がこの事情を知らないはずはないので、わざと選んだのだろう。
巫女の力とやらが徹底的に要らないらしい。
何を恐れている?
何が怖い?
「納家と関わりたくないと思うのは当然でしょう」舞紅留が言う。「私だって関わりたくない。あの家の力はホンモノです。本当に呪いを祓う力がある。呪いを祓うってことは、呪いと関わるということ。誰だって、呪いになんか関わりたくないでしょう」
呪いがどうとかじゃない。
俺は、美舞姫と一緒になりたくて。
カク――幼馴染にも諭された。
「正気かね、かっちゃん。納家の女を孕ませたって」
カクは、
「そうじゃない。俺はちゃんと美舞姫を愛して」
「声が大きいよ。誰かに聞かれたらどうするんだい」カクが俺の口を押さえる。「とにかくやめたほうがいい。子どもは残念だが諦めてもらって」
カクが押さえた手を思い切り噛んだ。
「痛いよ」
「うるさい。お前はいつも俺を否定して。いい加減にしろ。俺のことを嫌いならもう金輪際」
「落ち着いとくれ。こっちは心配しているんだ。わけのわからんことしかしないかっちゃんを諌められるのは」
俺たちは何か悪いことをしているのだろうか。
好きでもない相手と結婚なんかするものか。
そう思っていた。
美舞姫が結婚したという知らせが届いた。
どうでもよくなった。
俺たちの子どもは。
美舞姫のところで育てるらしい。
どうでもよくなった。
親父の言う通りに、舞紅留と結婚した。
なにせどうでもいい。
美舞姫じゃないなら誰だって同じ。
舞紅留との子どもは流れた。
どうでもよかった。
美舞姫が婚約者との間に女と男を産んだと聞いた。
女を産めば美舞姫は解放される。
美舞姫と俺の子は、
双子だったらしい。
4
舞紅留との子は流れたはずだが、病室で舞紅留は男の子を抱いていた。
美舞姫にもらったという。
じゃあそれは、美舞姫と小張神社のとこの子どもでは?
違うらしい。
この子は、あのとき俺と美舞姫の間にできた子の片割れ。
ん?
年代が合わない。
あのときの子がいま?
すでに産んでる女子が俺との子では?
違うらしい。
美舞姫と直接話をしたい。
でも美舞姫は納家の管理する山の奥にいて会えない。
俺が助けに行ってやりたいが。
もうどうでもよくなってるんだ。
美舞姫から電話が来た。
5
「
美舞姫の声だとすぐにわかった。
「久しぶり」
「あの、私のこと憶えてくれてたんですか」
「当たり前だろ」
美舞姫を忘れたことなんて。
ここ数年は忘れていたかもしれない。
いろんなことがありすぎて。
ごめん。
美舞姫のことだけ考えていられなかった。
「舞紅留さんに預けた男の子は、克仲さんとの子です。間違いないです」
「美舞姫が言うならそうなんだろうな」
「アリマさんとの間に生まれた子を巫女にはしません」
小張神社の息子だ。
美舞姫の婚約者で、いまは夫。
口の中が鉄の味がする。
「私は、克仲さんとの子――
で。
それで。
「ガキだけもらったところで、俺は放っとくのかよ」
やめろ。
当てこすりだ。
「一緒になれなくてごめんなさい。でも、私は」
「あなたを忘れません? 愛してます? 一緒になれなきゃ意味ねえだろうが」
やめろ。
やめろって。
美舞姫のせいじゃない。
「お前のせいで」
お前が先に結婚なんかしたから。
「巫女さえ育てば私は自由になれます。だから、そうしたら」
「それまで待てってことか? 待たせるんじゃなくて俺も一緒に巫女ってのを育てたいよ」
俺と美舞姫の子なんだから。
「できないんです。あなたにはこれ以上呪いを溜めさせるわけには」
なんのことだ?
「建物に溜まった呪いを祓った際に、あなたを触媒として利用しました。触媒には呪いが溜まります。1回なら問題ないんです。でも、あなたは何度も何度も」
そんなの、先に言ってくれれば。
「呪いってのが溜まるとどうなるんだ」
「呪いに侵食されて消えます。だから、これ以上私と一緒にいられないんです。私と一緒にいたら、克仲さんは呪いに呑み込まれて消えちゃう。だから」
美舞姫が泣いている。
なんで。
なんでそんなことになってるんだ。
「じゃあ、俺はずっとお前に会えないのかよ!!」
美舞姫が泣いている。
俺が美舞姫に会うと俺は呪いに呑まれて消える。
でも、最期に美舞姫に会えるなら俺は。
「お願いです。滅多な気を起こさないで下さい。あなたが消えたら私は、新たな巫女もろとも死にます。納家の巫女が消えるということは、これまで祓ってきた呪いをすべて解き放つということ。少なくともあなたの会社の管轄している土地や人はすべて汚染されます」
「俺にその他大勢とお前を比べろってのか? 無理だ。お前に会ってそれで」
この世なんかどうなったって構わない。
お前に会えないならこの世なんか滅びればいい。
「お願いです。お願いですから」
そうだ。
耐えているのは俺だけじゃない。
美舞姫はもっとつらい思いをしている。
「巫女が育てば会えるようになるんだな?」
そう言って納得した俺の下に飛び込んできたのは、
美舞姫が死んだという知らせ。
最悪だ。
世界がまた真っ暗闇に霞んだ。
6
美舞姫が舞紅留に寄越したガキは、霞みがかかって俺には姿が見えなかった。
これが呪いの汚染か。
どうにかして祓えないかと、ガキを殴った。
これじゃあ親父と同じだ。
でも全然顔が見えない。
この霧を晴らしたい。
ガキの顔は、結局もう片割れのガキがなんとかしてくれた。
やっと顔が見えた。
俺にそっくりだった。
もう片割れのガキは巫女になった。
巫女のガキが美舞姫を呪いに呑ませた。
俺にはわかった。
じゃあ俺も呪いに呑まれれば。
美舞姫に会いたい。
美舞姫の手に触れたい。
美舞姫。
克仲さん。
あの日、呪いを祓った俺の家。
その片隅に美舞姫が立っていた。
幻でもよかった。
俺を迎えに来てくれたんだろう。
でもその前に、せっかく久しぶりに会えたんだから。
酒でも飲まないか。
俺は全然飲めないけど。
大晦日の夜ってそういうもんだろ?
な?
美舞姫。
タウ・デプス 水晶の姫君 登場人物
岐蘇 克仲(キソ・かつなか)(20代)KRE社長令息 跡取り?
納 美舞姫(ノウ・ミブキ)(20代)呪祓いの巫女 納家当主
浦納 舞紅留(ウラノウ・まこる)(20代)克仲の婚約者 京都在住
群慧 角済(グンケイ・かくすみ)(20代)克仲の幼馴染 経慶寺住職
小張 アリマ(20代)小張神社宮司の息子 ミブキの婚約者
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