第21話 異世界に来たらしいが?何が違うんだ

男は、何時も通りに何時もの部屋の何時ものベッドで起きた。


洗面所で顔を洗い、何時もの様に朝飯を食い、何時もの時刻に、何時も通りに出勤する。


昨晩、男は夢を見た。

真っ白い部屋で、自称「神」と名乗る老人から、「男よ!そなたは、異世界に召喚された。急で身勝手な行いだが、ワシには、力添えしか出来ない。少しだが、スキルと加護を与える。落胆する事なく、頑張ってくれ。」

正夢なのか?男は夢の中でも半信半疑だった。

しかし、今の所は、何時もの町並みで何時もの様に見えるのだが、ここは、本当な異世界なのか?




遠くから良く知る近所の人が歩いてくる。

「おはようございま・・・」

挨拶した何時もの人の頭に、ケモノ耳が・・。


やはり、ここは異世界のようだ!!



読んで下さり、ありがとうございます。

夢と消える前に、☆と感想を頂けないでしょか。よろしくお願いいたします。

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