死体を操る能力

他対象 任意発動型

文字通り死体を操る能力。

死体の損傷度によって発揮できる能力が変動する。

損傷が少ないほど生前の状態に近い能力を発揮することが出来、

損傷がなければ生前と変わらぬ力を発揮できる。

例えば脳が損傷している場合、この能力の使い手が死体の動作の全てを直接操らなければならない。この場合、脳が損傷した死体が増えるほど単調な動きしかできなくなりる。問題なく動かせるのは2体までであるが、言ってしまえば死体を直接操るというのは直立した状態のバランスや、移動の際の力加減といった動作のあらゆる全てを計算して動かさなければならないため、ありえないほどコスパが悪い。

なので、普通は脳が損傷していない死体を使う。

操れる死体の数に制限がないという点が強みであり、死体を増やせば増やすほど兵力が増大していくという厄介極まりない能力。

死後間もない死体であれば生前の人格を宿した状態で支配下に置くことができる。

これの利点は複雑な命令を実行できる兵を反逆のリスクなしに調達することが出来るという点である。デメリットは特にないが、強いて言うなら対象とした死体の縁者に神敵がごとく恨まれるという点くらいだろう。

以後、支配下に置いた死体を死兵と呼称する。

死兵は際限なく増やせるが、脳が損傷すれば動けなくなる。

しかし、死兵になって後からの損傷であれば能力者が能力の使用に必要なファンタジー的なエネルギーを消費して修復することが出来るため、実質的な無敵の兵である。

使役はノーコストでも修復にはコストがかかるため、ファンタジー的エネルギーを削りきることさえできればそれ以上の復活を阻止できる。

通常能力者を殺せば能力は解除されるが、この設定集を使うであろう作品の世界観的に、これの能力者は五感を全て封印されたうえで生け捕りになるだろう。

殺そうとしてフォースに到達されると厄介なことになるので。

とまぁ、分類でいえば、サードステージに到達している能力。


使用者の苗字は不夜城になると思う

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