使えそうな設定のメモ
べっ紅飴
パンチの衝撃が斬撃になる能力
自対象 常時発動型
握りこぶしで何かを殴った時に、拳が物体へ与える衝撃が斬撃状の衝撃へと変換される。
斬撃の向きは常に正拳を基準とした場合の水平方向に与えられる。
つまり、正拳突きで壁を殴った場合は壁は水平に真っ二つに斬られるということである。縦に斬りたいのなら小指が地上に向くようにしてパンチを繰り出せばよい。
パンチの威力に応じて斬撃の強度が変わるため、へぼパンチでは辛うじてひびを入れるくらいの影響しか与えることが出来ない。
逆に言えば、威力が高ければ高いほど切れ味が増すということであり、また、斬撃の長さも伸びる。
通常衝撃が発生するのは拳と物体が触れ合ったときであるため、虚空を殴ったとしても空間を斬ったりとか、飛ぶ斬撃を繰り出したりということはできない。
あくまで拳の接触時の衝撃が斬撃状に変わる能力であるからだ。
当たらなければどうということもない能力であり、また、パンチの威力が低ければ多少の傷を負うくらいの斬撃しか放つことが出来なくなるので、ある程度対処はしやすい能力と言える。
しかし、強力なパンチが放たれた場合、ほぼ確実に対象を死に至らしめるという凶悪極まりない一面も持ち合わせており、シンプルゆえに侮れない能力となっている。
副次的な能力として、拳を握っているときの手が以上に頑丈になるというものがあり、これは刀の刀身にむかって拳を当てようが傷一つつかない。
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