今、辛い貴方へ
星野奏
自分が、そんな貴方へ贈るものです
自暴自棄になるな。
ここでお伝えしたいのはこの一言に尽きます。
「どうせできない」などの「どうせ」というのをやめてください。
今これを読んでいる貴方がどんな悩みを抱えているかは私にはわかりません。
そして私はあなたの意思決定に異を唱えることもできません。
私は過去、様々な傷により落ち込み、死にたくなり、自暴自棄で全て投げ出したくなったことがあります。
それ程時が経ってはいません。
未だにその当時の事を思い出し、苦しく泣きたくなることもあります。
これを読んでいる貴方は何かしらの傷を心に抱え、頼りどころが無くここにたどり着いたのではないでしょうか。
ここで少し私の友人の話をさせて下さい。
私の友人は優しい人でした。
いつも人のためを思い、こんな私にも親友と言ってくれた人でした。
でも彼は自分の思いや正義に傾くことがなく一部からは疎まれ嫌われていた事を私は知っています。
そして、修学旅行の際ボソッと私に打ち明けた誰にも言えないような悩みも全て彼をこの世界に立たせて存在させるためのものでした。
何が言いたいか
どんなにすごい人間でもそんな風に感じることがあると言う事です
でも、貴方が抱える悩みや苦しみは聞いてあげることしかできないし逆に誰かの悩み辛さも聞いてあげることしかできません。
だから、まず自暴自棄になる前に誰かに洗いざらい話してしまいましょう。
話せる人がいないなら私が聞きます。
貴方は自分に価値を感じないとしても周りの誰かは貴方に居て欲しいと願うかもしれない。
どんなに苦しくても、辛くても、死にたくても自暴自棄にだけはならないで下さい
生きていれば幸せなんて言いません。
でも、貴方が生きることであなたの幸せにつながる可能性が少しでもあるならばあなたのおかげで笑顔になる人が一人でもいるのなら笑って少しづつ生きて下さい
現代では人生は100年時代と言われています。
未来は何があるかわからないからと悲観的になるよりも未来が幸せであることを願って日々の笑顔や思い出を拾い歩くのはいかがでしょうか。
たった数行のこの文で少しでも考えが変わったらいいな。
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