選択ミスを繰り返す人生とは

たかまつ瑞帆

第1話 初書き

私と言う人間は、人生のありとあらゆる選択を間違ってきました。


例えば、高校受験。

私は電車に乗りたくないという理由で近所の高校を気軽に選びました。

そして、その学校で中学から続けていた吹奏楽を続ける気でいました。

ですが、その学校は吹奏楽にそこそこ力を入れている学校で、私以外は皆、部活推薦で入って来ていた子ばかりだったのです。

学力推薦で入ってきて入部したのは私だけ。

すると、中学でやってきた楽器を続けることは、既に部活推薦の子がいたので、出来ませんでした。

結局、余っていた楽器をやる事になったのですが、それは世界1難しい金管楽器とされるホルン。

一緒にホルンパートに入った子はもちろん部活推薦。

比べられる他ありませんでした。


ちなみに、学力的にはこの高校を選ばずとも、進学校を狙えるだけの学力はありました。

でも、電車に乗りたくない、近所の高校で十分と考えてしまった私。

もっと、違う進路もあっただろうに…

今考えると選択ミスであると考える他ありません。


この後の進路についても私は選択をミスってきました。

そして、その選択ミスは私のありとあらゆる人生の分岐点で発揮されるのです。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る