第23話 新型光子エンジン輸出紛争②

 20✕✕年 4月22日 18:00


 月世界安土城で豪華ディナー(ロマネ・コンティもあるよ)の支度をする武道君と麻衣&美幸姉妹


「って事で明日は大学休んで、このまま麻衣ちゃんと一緒に月世界安土城でのんびりお願いしま~す」


「休むのはいいけど理由は教えてくれないの?」

「うん私も聞きたい?」


 月と火星に設置してある安土城。武道が張った結界内(半径10km)には都内平地と同濃度の酸素が存在し永久に自然充填される。


「全てが終わったら説明するから、まあ明日中に終わらせっから。

 その気になれば1分で終了だけどw少し泳がしてSNS発信すれば、他国も大人しくなるかなってww」


「光子関連の輸出規制ね。私のせいだわ…」

「いやいやいや麻衣ちゃんのせいじゃないから。バカはどの国にも居るってだけw」


「もしかして麻衣ちゃん狙われてるの?」

「それも含め終わったら説明するから、今夜と明日は月から地球を見て過ごしてね。って事でディナー4人分準備完了!!じゅん連れてくる、すぐ戻るから。」

 一瞬で消える武道君


ここに泊まるのは嬉しいけど麻衣ちゃんの安全確保が理由よね」

「うん旦那武道様とみーちゃんにまで迷惑かけちゃうね」


「何言ってんの姉妹だし、三人夫婦武道ハーレムだし、純にも久々会えるから楽しい女子会になるわよ。」

「そーね。私は純さんに1度しか会ってないけど、話題豊富で楽しかった」

「うん2日間女子会しましょw」

「いいわね楽しみましょw」


「ただいまー」

「お邪魔しま~す」

「「ハヤッ!!」」

 日本から月まで往復1分の人外じんがいパワー炸裂です。


「麻衣さん みーちゃん久しぶり。月から地球眺めながらのディナーなんて…生きてて良かった。」

「おいおい何言ってんだ。まだ21だろ」


 徳川 じゅん(21歳)

 武道の従姉妹

 金髪縦ロールの超美形。女子高大学生のカリスマ


「じゃあみんな揃ったし乾杯しよっか」

 全員にロマネ・コンティを注ぐ武道君

「今日明日楽しんでくれ乾杯」

「「「カンパ~イ」」」


 月世界安土城ディナーを堪能した武道は明日の本番に向け、銀河系転移で自宅に戻る。

 勿論その前に女子3人の要望に答え、ビッ君で大量の別腹スイーツや服・コスメ・ジュエリーをねだられたが(8割は純w)


「万能メイド型Android3体と食材もタップリある。常時探知オンにしとくから何かあったら一瞬で戻る。んじゃおやすみー」

「「「行ってらっしゃ~い」」」

 こうして月での女子会は明け方まで続いたんだと。


 **********

20✕✕年 4月23日 8:00


「若、準備整ってますので何時でも行けます。」


 大蔵 たける 37歳

(株)大蔵警備保障の代表取締役社長&大蔵柔術本部長も兼任する大蔵一族の武闘派実行部隊


「たけにぃありがとう。どうこれ」

「何と言ったらいいのか…美幸嬢本人でしょこれ。」


 武道が創成した大蔵 美幸みーちゃん瓜二つのAndroidを見て先程から落ち着かない尊。


「そーだよねぇ、俺が見分けつかないもんw」

「ほ~お武道、美幸嬢にチクってもいいんだな」

 急に叔父モードになる実行部隊大将。

「土下座でも何でもしますから、どうか御慈悲を御代官さまぁ~」


「ハハハ、それで若。

 特殊部隊50人の配置は変更無しで?」

「ですね、問題ないでしょう。Androidみーちゃん戦闘型だしw1人で奴等全員殺れますから。SNS発信没になるので殺らせないけどw」


「手足の5~6本なら許容範囲と部隊にはGoサイン出してるからww」

「たけにぃ……人間には5~6本も手足無いから(汗)」


「では行きますか。

何時も通り大学 ○あか~いまでは防弾リムジン3台・バイク部隊10台で護衛。大学内に女性部隊20人影部隊30人も配置済み。」

「ラジャーみ~ちゃん行くよ」

『どー君 あ~んして』

「「それは今じゃない!!」」


 ーーーーーーーーーー


【Androidみーちゃん戦闘型】

 19話で戦闘型Androidスペック説明済みですが、typeみーちゃんは風魔法 伝説級7・スキル体術LV.8の他に特別versionで重力LV.8がプラスされています。


【重力 LV.8=神話級】

 地球上あらゆる物体(生物も含まれる)に自重0~10,000倍の重力を与える。

 例えば体重100kgの人間にMax重力操作すると1,000t(トン)となり、極薄人間せんべい完成です。


 影響下範囲・方向を任意で決定できる。半径で言えば1m~1km。上級神創成ですからクールタイム&魔力切れ等存在しない w

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