神様からの贈り物

十枝 日花凛(とえだひかり)

プロローグ

 三十歳になるまでに死にたい__

 そんな風に考えていたのはずの、私の年齢は三十四。余裕で目的としていた寿命を超えている。


 別に長生きしたくなったとかでは無く、死ぬなんて勇気も持てずダラダラと生きている。ただ、それだけの話。


 でもたまに思うんだ__


 もし、人生がやり直せるとしたらって。


 私の人生は後悔だらけだから__


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