八つ墓への応援コメント
現代のイベントを上手く盛り込む当たりリアリティがあって実話なのか創作なのかと思ってしまいますね
理不尽な目にあって亡くなった少女の霊はあけびの下にお墓を作ってもなおさ迷うのでしょうか
作者からの返信
@rnariboseさん
こんにちは!
ご旅行の後、水戸旅行記を近況ノートで拝見できるのかな~と思っていたら、心はすでに「君とゆきて咲く」にとんでおられました(笑)
公式サイトのビジュアルを見てもかなり異色な感じですが、ファンがそれほど盛り上がっているのならばなによりです。
あけびって都会ではまず見ませんよね。一度食べたことがあるのですが、見た目がちょっと苦手で、味はまったく憶えていません。
八つ墓への応援コメント
これは、少女の運命が転がる毬のように残酷な歴史と重なり合う、思わず涙を誘う深いミステリアスな伝承作品ですね。読み進むにつれ、切支丹弾圧のエピソードにも触れられ、まさに朝吹ワールドならではの作品だと感じました。
作者からの返信
神崎小太郎さん
こんにちは!
ジャンルをまたいでふらふらしているわたしのような者の作品にも、いつも目を通して下さりありがとうございます~🍀
とっても遅くなりましたが、「今週の注目の小説」に選ばれたこと、おめでとうございます!
てっきり「トップの注目の作品」のことかと思っていて、「神崎さんの作品はよくトップ画面で見かけるけどなぁ~」なんて勘違いしてたのです。
さらに、「今週の注目の小説」メールを、わたしは「受け取らない」に設定しておりました。
そんなの、あったのね……。
「今週の注目の小説」に選んでもらえるなんて、とっても凄いことです。実質受賞です。良かったですね。
八つ墓への応援コメント
惨劇も無念も、主人公が抱いた恐怖も、時間の流れとともに和らぎ、土地の風景のなかに溶け込んでしまったような、のどやかで、すこし寂しい雰囲気の物語でした。
きっとひそやかで優しげな土地なのだろうな、と感じます。
作者からの返信
武江成緒さん
廃村。好きなんです。廃墟とか。
でもそうなる前にはちゃんとそこに何百年と続いた人々の生活があったんですよね。
歴史ごと埋もれていってしまい、二度とそこには人が戻ってはこないのです。
移動した後も、神社だけは人が掃除をしに戻っている場所もあるようですが、代替わりしたらそれも絶えてしまうでしょうね。
村の雰囲気を優しげと感じ取って下さり、ありがとうございました。
八つ墓への応援コメント
五輪の情報を出したり、子どものころの話を詳細につむいであるのが、リアリティがありました。
情報の出し方が丁寧かつスムーズ、会話文も自然、きれいに溶接された印象を受けます。
トーンが統一されて、まとまりがありました。
あけびが象徴的に存在するのがニュアンスを生み出しています。田舎といえば、なんで、どことなく郷愁を誘います。
ホラーだけでなく温かみのある作品でした。
作者からの返信
白雪花房さん
ありがとうございます~。
わたし自身は田舎といえば蜜柑なんですけどね~。蜜柑山があったので。
あけびって旬の時期が短くて、ずっと見ていて「今」という時に収穫しないと駄目みたいですね。
同じ土地にずっと住んでいたら、「これは何」と訊いたら誰かしら詳しい人がいたのだろうに、今の時代、そういう口伝がどんどん途切れてしまっていて、お参りする人も絶えてしまった神社なんかも増えているそうです。
そういうのが寂しいな~と思って盛り込んでみました。
丁寧な感想をありがとうございました。
八つ墓への応援コメント
怖く悲しいながらもどこかほっこりしますな
大学生になり過去も忘れていた主人公、田舎の災害の方を聞き昔の記憶……不思議な娘との邂逅を思い出し、昔の様に一緒に……
頭蓋骨を拾った彼女を恐れつつも、やはりどこか気になってたのでしょうね
切支丹への迫害は同じ日本と思えない位酷かった(って今も大概酷いけど)らしいですね上手く見つかるといいですなあ
作者からの返信
あるまんさん
田舎は、怖いとほっこりが両立する舞台です♡
切支丹弾圧は、キリスト教の、神の前に人は平等という教えが徳川幕府の支配体系とは真っ向から対立しちゃうのと、
「あなたたちこんな島国まで何しに来たの~」
と質問したところその答えが、最初に宣教師を送り込んでおいてから徐々に植民地化して奴隷化! という回答にびっくりして禁教令を出すことになったので、それなりに筋の通った理由があるんですよね……。
当時の日本人は戦闘能力が高くて頭が良かったので、攻略は難しいとされて、やってくる宣教師は期待のエリートさんが多かったとか。
そんなこんなでほっこりホラーもどきでした♡
八つ墓への応援コメント
3日連続でお邪魔させていただきました。
朝吹さんが、八つ墓について色々と仰っていたから。
田舎のことで思ったのですが……。
僕の住んでる街も若者がどんどん外へ出て行ってしまうものだから、
子供の数がかなり減少していて、老人だらけになってしまっているのですよ。
僕は、地元民なのですが、父が昔あそこはどうだっただのああだっただの言っていたなという記憶がなくもありません。というのは、はっきり覚えていないからです。
地方に行けば、伝承されている昔ばなしや言い伝えがあるのかな。
①まぼろしの鈍色②階段の上③八つ墓 三つ読みました。
僕の好みの順位は1位①2位②3位③という結果になりました。
格調高いお話、誠にありがとうございました。
作者からの返信
沈黙は金? さん
ですよね~。あれだけしつこく各作品について語ったら読まないといけない気分になりますよね~。
……すみませんでした(笑)
そうなのです、伝承というものはその土地に根付いて、親から子へと伝えていかないと、すぐに途絶えてしまうのです。伝えていても途切れてしまうほどなのですから。
人がこんなにも動き回る前には、郷土史などで調べるのとはまた違う、先祖を辿ればそれを目の当たりにした人たちの生の言葉が代々遺されてきたはずなんです。
昔話なんかも元々はそうですよね。〇〇地方の昔話。その土地だけのものだった。
似たものなら、今だと、「マンションが建つ前、ここは竹藪だったんだよ~」とかでしょうか。でも今は三代続けて同じ土地に住むということも減ってそうですから、あっさり「マンションの前には何があったか分からない」ということになりそうです。
沈黙は金? さんの好みの順位はわたしとまったく同じです。「八つ墓」も悪くはないんですが、ああ説明しすぎたな、という反省点は大きく残りました。
三作品連続でお付き合い下さり、ありがとうございました。御礼。