リハビリ的なもの
大神祐一
魔法とは
子育てなどの忙しさもあり数年間執筆活動が止まってしまったので、少しリハビリがてら練習感覚でメモ的な感じで再開したいと思います。
まず、これは自分の考えを纏めたものであり、悪く言えば空想です。既存の作品を否定するものではありません。それでも個人的には正しであろうと導き出したもので、まあ、個人的考察なので、こういう考えもあるのな〜と思って読んでください。
第一弾は魔法です。
皆様も良くご存知不思議な力。ファンタジー作品では定番のこの魔法。RPG、漫画、特撮、小説など私も幼い頃から慣れ親しんできたので特に違和感なく過ごして来ました。それは小説を書き始めた頃も同じです。
ただ魔法とは何か考えていくうちに、何かおかしいことに気付きました。
魔法とは魔力を使って不思議な現象を起こすこと。魔力とは魔法を行使するのに必要な力。
結局どういうこと?
魔力って何?
魔の力があるってことは、聖なる力もあるよね? 正義側も魔の力使うの?
魔という言葉は忌み言葉であるということ。魔神、魔王、魔人、魔物、悪魔に良い意味は無く、ましては褒め称えでもしたら変人か邪教徒認定されてしまいます。
魔と悪は良く似た意味なので入れ替えてみると、悪力、悪神、悪王、悪物、悪法。
悪法……国民のためにならない悪い法律、人をまどわす悪い宗教。
魔……堕落させること、悪の道に落とすこと。人を惑わす。魑魅魍魎など。
法……この世の
この世を乱し悪に染まる、人を惑わす悪い宗教。それが悪法、魔法の意味になります。
現代では、奇跡を起こすもの、魔力を使い攻撃や回復などの術の認識ではありますが、中世、もしくは最初の成り立ちでは宗教側の敵にあたるモノだったのです。悪い宗教と断じるのは、別の宗教なのです。
魔術は数学や天文学など、人を惑わす術。
魔女とは理由のわからないことで人、男を惑わす、扇動する女性。頭の良い女性。セクシーな女性。
宗教的に都合の悪いものは大抵『魔』をつけて、民衆を誘導します。
そういう理由からも神聖魔法という言葉は存在しないと思うのです。教会関係者、もしくは神が起こす奇跡は神聖術か法術、法力などであって、魔をつけることはあり得ないのです。
何故なら神を否定するものになるから、邪悪な存在にしてしまうからです。
言いたいことまとめ
魔法とは現代と中世では意味が違う。
中世では人を惑わす悪い宗教または術。現代では奇跡的な力。
という感じですがいかがだったでしょう? このように何回か続けていきたいと思います。また、お会いしましょう〜。
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