ジュアは呪い屋さん
湖ノ上茶屋(コノウエサヤ)
0.ひみつ
第1話
あたしは、あたしが〝呪い屋さん〟だっていうことを、誰にも言っていない。
お父さんやお母さんにも言ってない。
誰もあたしが〝呪い屋さん〟だって知らないから、あたしが呪った人に何かが起きても、誰も〝あたしのせい〟って気づくことなんてできない。
あたしはやったことを心の中にしまっておく。
あたしが自白しないから、それはただの出来事として、日常の一ページに刻まれる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます