第38話 不意の遭遇

半日後

フェルマー平原

ライ

「主様、半日が経過致しました」

「御起床下さい」

ヴォルフガング

「そうか」

「有り難う」

「5m進んだら食事を取る」

「準備を任せる」

ライ

「承知致しました」


数分後

ライ

「準備が完了致しました」

ヴォルフガング

「あぁ、了解した」

「フィリア、飯だ起きろ」

フィリア

「分かったわ」

ヴォルフガング

「よし」

「全員集まったな」

全員

「gratias ago deo 」

これを言うと共に全員が食べ始める


数刻後

全員が食べ進めていたが、私は違和感を覚えていた

少し回りを見渡すとその正体が明らかになった

ヴォルフガング

「はぁ、面倒な」

周囲を取り囲む賊を見て言う

ヴォルフガング

「はぁ、仕方あるまい」

「oppressi gravitas 」

そう言って中級範囲重力魔法を自分達を避けるように放つ

これによって取り囲んでいた盗賊500のうち450を圧殺した

ヴォルフガング

「おっと、少し残ったか」

「君たちの仲間と共に火葬してやろう」

「Crema misericordiae a summo deo mortis」

そう言って上級冥火魔法を放つ

これにより残っていた盗賊50と死体450が跡形もなく燃え尽きたのであった

その場に残ったのは500人分の遺灰のみである

ヴォルフガング

「よし、回りのごみは片付いたことだし、

食べるとしよう」

そう言って食べ始めるヴォルフガングてあった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る