第23話 遠征四日目
夜営地に戻り、キアンと合流した頃には既に夜も更け、深夜となっていた
そのため、夜営地に帰還してすぐに夕食を摂って、就寝となった
そして、四日目
起床し、四日目の方針についての会議を行う
ヴォルフガング
「さて、今日はどうするか」
キアン
「食料確保の片手に戦闘を行うと言うのはどうでしょう」
ヴォルフガング
「備蓄はどうだ」
フィリア
「食料の備蓄は減ってきているから」
「食料はそろそろ調達するべきね」
ヴォルフガング
「そうか」
「では、キアンの案を採用し、食料確保を行う」
「その片手間に戦闘を行うものとする」
「異論は?」
キアン
「勿論ありません」
フィリア
「私もないわ」
ヴォルフガング
「よし」
「では、行こうか」
キアン
「はい、そうしましょう」
フィリア
「ええ、行きましょう」
そう言いながら夜営地を出て、狩りを始める
狩りを続けること二時間、
ようやく魔物共が動き出した
キアン
「来ましたよ」
ヴォルフガング
「前のより幾分か多いな」
キアン
「ええ、前の五倍です」
「そして、種族は前と同じブラッディオーガです」
ヴォルフガング
「ここは私に任せてくれ」
キアン
「早急に終わらせてください」
「まだ、狩りは終わってないのですから」
ヴォルフガング
「分かっている」
「一発で終わらせる」
「Sagittas mortiferis tempestas flammis summi Dei habitatur.」
そう言って、《覇王のみが使える》最上級火属性魔法を放つ
覇王神の炎を宿した死を齎す無数の矢が五十体のブラッディオーガの心臓と頭蓋を焼き貫く
そうして、この魔法により五十体のブラッディオーガが死に絶えたのであった
その後は昼食を摂り、食料の確保のための狩りを続ける、その最中にブラッディオーガを更に五十体程討伐し、夜営地に帰還した
その後は夕食を摂り、就寝となった
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