ハミル

第1話 愛 ①

「あん、止まらない」

「はあはあ」

「あゝ、気持ちいい、気持ちいい」

「もう、いく」

「ダメ、まだ」

「うう」

「振っちゃう」

「もうダメ」

「ううん、はあ」


ユーメはイケルから抜いた


「あゝ、まだ抜かないで」

「えっ」

「勝手に抜かないで」

「逝っちゃったから」

「まだだったのに」

「ごめん」


イケルはユーメに近づいた

唇に唇に重ねた

ゼツでレロレロと奏でる


「もう一回」

「ちょっと、待って」

「うん」

「いけた?」

「ううん、もう一回」

「大丈夫?」

「何回でもいいし」

「俺、あと1回だな」

「えー、

一日中したかったのに」

「うん、ちょっと休憩」

「うん」

「イケルは、強いな」

「ねえ、我慢できないの?」

「えっ」

「もう一回っていうの、嫌なんだけど」

「そうなの」

「恥ずいし」

「そんな風には」

「恥ずいよ」

「わるい、我慢?」

「うん」

「俺、短い?」

「・

1回が長い方がいいし

・・

回数じゃなくて」


イケルはユーメに近づいて

勝手に抜かないでね。


「うう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る