山田将樹

ヤマノカジ

死にたくなる夜だから

8/30 3:54

VRを外した。

目の前に映るの変わらない現実

ゴミ箱には汚いティッシュの山。

抑えられない性欲のままシコった結果だ。

顔を洗い、鏡を通し現実と向き合う。

今まで話していた友は居らずいるのは空虚な気持ちと静かな雨の音。

台風が迫っているらしい。

青空を次見るのはいつになるのか。


電気を消し天井を見る


夜は死にたくなってしまう。

命について一番考える時間だ。

何故生き、何故遊び、何故泣く。

楽しみ、悲しみ、苦しみ、怒り、こんな複雑な感情を持って必死に生きて明日のために寝る。

死ねば全てが真っ白な白紙になるのか。

今まで描いてた俺の人生の色は一瞬にして全てなくなってしまうのか。

そんなことを考えるとこの死にたいという感情は自分の中ではそれほど重要視されていないんだろう。


俺は生きていない。

たまたま死んでないだけだ。


嫉妬を勝手に抱き、人を妬み、恨み、憎しみ

不完全。

不完全な人間だ。

だが完璧な人間なんてどこにもいない。

みんな汚いんだ。

みんな俺と同じようにシコってるし、不の感情を持ち合わせている。

そんな人間が好きだし嫌いです。


こんな死にたくなる夜なんだから。

過去を振り返るにはもってこいだ。

だが過去のことばかり考えてしまうと思想が古くなる。 


電子上の関係。

触れてもそれは触れていない。

撫でなんてただの手の移動にすぎない。

Justも全てただの空虚だ。


VRchatはゴミだ。


そんなVRchatを俺は大好きだ。


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