第10話 ⑥ 書き方と書いた後の話
今回は、『長編小説を書くこと』です。
これは、自分の作品が面白いかどうか悩みやすい人が読むべき! さっこ氏!(幾度となく呼びかけるw)
タイトルは長編についてですが、書いて悩みがちな人にはそれにこだわらず読んで良いのでは?
私も挫けそうになったら、読み返しますw なんか寄り添われてる感じがするw
今回の話の中で、お、っと思ったのは、「他人の指摘をどう受け止めるか」。
長編は普通書かない、書けないから、書く人は変わった人。さらに書き終わったあとなんて正気を失っている。だから、正気な人に言ってもらえるのは大事なんだ、という趣旨。
まず、書き終わったあとに、村上春樹でもカッカしてることは意外でした。文体に騙されているw
特に、奥さんに読んでもらうことを大切にしているとのこと。定点観測ですね。奥さん自体にも歪みはあるかもしれないが、いつも同じ人に読んでもらえれば、その歪みも加味できる。
読み手が適切な意見か、妥当性があるかではなく、その点を見直すときの書き手の姿勢に意味がある、という話。正気の人が引っかかるというのは、やはり読み手がスムーズでないところ。
”あなたが世間を無視しようとするなら、おそらく世間もあなたも無視しようとするでしょう”とありまして、作品の書き方は自由を重んじても、作品が世に出るという段階ではまた違うんだな、と思いました。
直し方自体は自由。書き手が再び作品に向き合うことにより、より良くなる。合わない編集者と噛み合わないところもあったそうですが、「おいしいこと」しか言わない編集者より良かったそうです。全体を通して、小説を書くこととは何かに一貫性があるから、そう考えられるのかと。
批評が怖い方は一読の価値ありかとw
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