両親が、過干渉だと困る点と助かる点
星咲 紗和(ほしざき さわ)
本編
私の両親は年金暮らしで、病気があるため、通院やその他のことで忙しくしています。そんな両親は、私に対して非常に過干渉でもあります。例えば、友人と遊びに行く予定や、何を買うかといったことまで、報告を求められることが多々あります。その上で、ダメ出しをされることもあり、諦めた事例も少なくありません。
両親が過干渉で困る点はいくつかあります。まず、何をするにも報告が必要であり、時にはその情報が誤解されて、「それはダメ!」と決めつけられることがあることです。例えば、私がサプリを取ろうとした際に、「高いんじゃない?」「本当に大丈夫?」などと問い詰められました。実際には、私が信頼している先生が紹介してくれたサプリで、体調を整えるためにも必要だと考えていたのですが、なかなか納得してもらえませんでした。
さらに、就労継続支援B型事業所を利用する際や障害者手帳を取得する際にも、両親から反対されました。最終的には、相談支援事業所の方に説明してもらい、なんとか承諾を得ることができましたが、今でも完全に理解してもらえているかどうかはわかりません。
しかし、過干渉で助かる点もあります。両親は心配性なため、私のことを常に気にかけ、いろいろと援助してくれます。家もあり、ご飯も用意されている生活は、とても助かっています。しかし、いつまでも両親に頼ってはいられないという思いから、私は自分でできることを増やすための訓練もしています。
将来について考えると、不安になることが多いです。これまで両親と密接な状態で暮らしてきたため、一人暮らしを経験することがなく、今後の生活に対する不安が大きいのです。両親もまた、私が一人でやっていけるのかを心配しています。そうした状況の中で、本音を言うのが難しくなっていることもあります。
最近では、両親の体が弱ってきたことに気づき、初めて感じることも増えてきました。今後どうなるのか、ますます不安が募ります。しかし、今は一つずつ心配事を解決していくしかありません。まだまだ一人ではできないことも多いですが、これからも前向きに取り組んでいこうと考えています。
両親が、過干渉だと困る点と助かる点 星咲 紗和(ほしざき さわ) @bosanezaki92
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