グミちゃん315ちゃい

なばば☆

第1話 ソロになりたいってさ

「あ~心配だなァー」


 わたしは、新たにアイドルをプロデュースすることになって。

 男社会で、細腕をふるってきたけど正直言って心配しかない。


コンコン


「プロデューサーさーん」


 ピンク色の、アンミラ風衣装を着ている子が、体をくねらせて入ってくる。

 この子は、夕日ニャンニャーというグループに在籍していたが、ソロデビューしたいとモメて、わたしに押し付けられた状態だ。


「まぁ、そこに座ってくれ」


「はーい、プロデューサーさん」

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