第35話 創作の着想を得る

 のっけからなんですが、『連れ込み宿』というものをご存じですね?

 「え~? あたしぃ、わかんなぁい」

 などというカマトト野郎はスルーします、はい。


 今日日きょうび、例え田舎であってもラブホと呼ばれるものは洋室をベースにしていることが多いものです。新しい古いはともかく──、近所のラブホはその全てが洋室でした。(田舎には意外とラブホが多いのです。もはや地場産業ですねw)

 古めかしい創作の世界にでてくるような、一棟の中に廊下と部屋が並んでいて、中に入ると畳敷きに布団と枕が二つ用意されているという、和づくりの『ザ・連れ込み旅館』というものは、ついぞ見たことがありませんでした。……あの手の造りって、他の客と出くわしそうで、なかなかスリリングですよね💦


 現存しているなら一度行ってみたいと常々思っておりました。

 戸建て型の和室仕様のラブホでしたら見かけたこともあるのですが、意外とお値段が高くて私の現役時代にはお世話になることができませんでした。


 ちなみに……ラブホ(ご休憩)に出せる金額って個人差があると思いますけど、どのくらいですかね?

 是非、コメント欄にお寄せくださいw


 こういう形態は、むしろ田舎よりも、古い町並みを残す住宅地の中にこそひっそりと残っているのかもしれませんね。田舎の方ではその殆どが戸建てのガレージ形態のものばかりです。田舎は車社会でもありますからね。


 古い小説の中では、車を停めて部屋に入ると宿の管理者がナンバープレートを隠すように衝立を立てたりタオルを被せて目隠しをしたりというがあることがありますねw 私が行ったことのある宿では、そんな事はありませんでしたけど。


 場所が場所だけに、建物にもいろんな配慮がされているのが興味深くて、行為そっちのけで見聞して相手に引かれた事もありますが、それほどに興味深いものでもあるのです。ご経験の無い方は是非一度お泊り(ご休憩でも可)になってみては如何でしょう?


 ちなみにこういうホテル、一人で行っても泊めてくれないことが多い、らしいのですがその理由が未だにわかりません。どなたかご存じの方いらしゃいましたらコメント欄にて教えて下さい。

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