2024/09/01
最近、生まれてはじめて自分用の指輪を購入した。
九八〇円でフリーサイズ八個入りのものである。
なぜかというと、愚生の手相は、小指下の蓄財の運勢が悪いので、小指に指輪を嵌めて、開運したかったのである。
まず、占い初心者のかたのために説明させていただくと、基本的に、手相占いで、左手は主観で、右手は客観である。
たとえば、仕事運を意味する運命線が、右手にだけあって、左手にないと、『他人からは仕事に恵まれているとおもわれているが、自分ではいまの仕事に満足していない』ということになる。
そこで、左手の運命線の上の中指に指輪を嵌めると、(おそらく、それくらいで運命線が出るとはおもわれないが)左手の仕事運が高まり、自分の満足ゆく仕事が出来るようになるはずなのだ。
左手が主観、右手が客観という基本を押さえたうえで、各指に指輪を嵌めた場合に高まる運勢を列挙すると、
人差し指 希望が叶う
中指 仕事運が高まる
薬指 金運が高まる
小指 蓄財運が高まる(金運はあくまで薬指で、小指は恋愛運、結婚運が高まるという説もある)
となるはずだ。
親指は位置からすると、生命線や金星丘に影響し、健康運や人間関係が改善されるとおもわれるが、親指用の指輪というのがあるのか、ファッションに疎い愚生にはわからない。
ひとまず、せっかく八個も買ったのだから、愚生は右手小指、薬指、人差し指に指輪を嵌めてみている。
人生ではじめて指輪を嵌めてわかったのは、手を洗うのが厄介になるということだ。
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