優しさと狂気、信仰と背信、正しさと罪――そのすべてが、この物語では紙一重。
異世界に転移した姉・ヨトギは、はぐれてしまった妹・コクヒを探す中で、統一された宗教と支配的な価値観に支配された村へ辿りつく。
だがその穏やかに見える世界は、どこかおかしい。
信じることが義務であり、疑うことが罪とされる社会で、彼女は「人間らしさ」と「生きる意味」を問われていく……。
妹を探す旅が、いつしか“自分”を探す旅にもなっていく。
舞台は異世界でも、描かれているのは人の心そのものだと感じました。
まだ読み進めている途中ですが、この姉妹がどこで再び出会い、どんな終わりを迎えるのか――その瞬間を見届けたくなる物語です。