2024/9/29

不道徳な行為を働いた人物を過剰に叩く面々をみると、私のような意地の悪い人間はすぐに「どうせ貴方の人生に関わることのない者のことなんぞ、放っておけばよい」と冷やかしたくなる。


ただ中には「そういう人間を放置する(あるいは温情を示す)と、結果的に社会を乱すこととなる」と尤もらしい反論をしてくる者があり、こういう手合いは非常に厄介である。


というのも、こういう者たちの「見せしめは必要」という意見は殆どの場合は“建前”であって、本当の目的は「こんな不道徳な人間が許されてしまうのならば、なのに」という、みっともない(かつ極めて不道徳な!)ルサンチマンを隠蔽するところにあるからである。

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