5.秋色
夏の終わりが空を染め
光が優しく変わりゆく
小さな足が葉っぱを踏みしめ
青からオレンジに変わる道
風がひとひらの秋を運び
空の色が柔らかく溶ける
小さな手が木の実を拾い
草の間に眠る宝物を見つける
蝉の声が遠くに消え去り
虫の歌が夜に響き渡る
空には初秋の雲が浮かび
ひんやりとした風がささやく
一日の終わりが静かに迫り
柔らかな影が長く伸び
夏から秋への、ほんのりと
見えない筆が色を染めていく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます