デート当日(前編)
緊張で、あまり眠れずに迎えたデート当日
「黒澤くん、おはよう」
今日の綾崎さんは白のワンピースを着て、清楚な感じで、とても可愛い
その姿に見惚れて、何も言えずにいると、
「せっかくオシャレして来たんだし、感想の一つや二つ言ってくれてもいいんじゃないの」と怒られてしまった
「ごめん、ごめん、綾崎さんが可愛い過ぎて、見惚れてて、いつもの制服姿も可愛いけど、いつもと違う清楚な姿も可愛いね」と正直に謝り、感想を言って、何とか許しを乞うた
今日のデートプランは綾崎さんに見たい映画があったそうで、それを見るらしい
ただその作品が…
「綾崎さん、映画のタイトルなんだっけ?」
願いを込めて、もう一度聞き直す
「"君の隣にいるのは私がいい"だよ」
はぁーやっぱりこれって恋人とか雰囲気がいい人たちが見に来るようなやつだよね
なんでそんな作品を俺と見るんだ
そう思いながらポップコーン片手にシアタールームに二人で入った
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