TRPGを題材とした作品というだけでも結構な好印象なこの作品。わかる人なら「FEAR」のシステムにあるようなキャラメイク構成と戦闘ルールだな、という印象を受ける事でしょう(具体的にはAR2E辺りでしょうか)。パッシブスキルで様々な特性を付けた上で能力を高めたり、スキルにスキルを重ね掛けて強化したり、相手の行動に反応するようにしてスキルを発動させたり……実にTRPG的なタクティカルセンスが光ります。TRPGを知らなくても楽しめますが、知っていればより深く楽しめる、実に面白い作品です。
一章までを見てのレビューです。まずは、異世界ファンタジーになっていますが、どうも現実? 現代とも交差して構成的な世界観が楽しめそうです。そして、なんと言ってもこの作品の魅力は、TRPG的な戦術的な思考が楽しめます。ただ力で叩き潰すチート、最強異世界物とは一線を画します。知能的なバトルも楽しめ、世界設定も作り込まれて、物語にどんどん引き込まれていきました。知的なバトルの異世界ファンタジー、TRPG好きにはお勧めです!
お話がスゴく丁寧に造り込まれていて、自分自身も物語に入っているような感覚になるくらい楽しい♪個々の人物やキャラクターが魅力的でグイグイ惹き込まれます♪皆様も素敵な物語の中へドーゾ(≧∀≦)