第7話 エッチな事だって(4月11日)

「トイレに行ってくるから待っててや」と私がそう友達に言うと、真緒ちゃんは「めっちゃもじもじしてた感じやけど何かあったん?」とそう私に尋ねた。


駅の地下改札口の傍のトイレに行って、制服を脱いで小さなベッドに座って自分で足を広げて指を割れ目の中に入れた。

(はぁ・・・・はぁ・・・・ああん・・・♡)

割れ目がヒクヒクしてたので、エッチな事をたまに考えるようになり、快感な事を覚えてしまう時期になったんだろうなと思うようになった。

ファッションモデルをしてるのにエッチな事だって色々と経験してみたい――。

嫌われる感じにでもなるのが不安で何も言えなかった時は、たまにはそういう風な感じになってみたらいいと思うという事を教えてくれたのは覚えてるし、これから先は女の子同士の恋だって楽しんでみたいなという事さえもある。


10分程トイレで過ごしてからドトールに戻って来ると、私の分(アイスカフェラテ)を残してくれてた。

「もう平気なん??」

「うん、皆ごめんね」

「気にせんでええからね」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る