テツとこりどうが起眞市に移住しました。

沼津平成

第マイナス1話 テツとこりどうが…

 なんやかんやあってこりどうが人間界にきたあとの後日談。詳しい話はあとで。


      *


 日本の中央線の荻窪から三鷹までをそって歩いていると、大通りに出る。

「たすけてください。」という手紙をもとにドームが印象的な新宿のビル街のような地帯を歩いていたテツは、あることに気づいていった。


     *


「あれー? なんか紫色の細長い光あるねー」

 テツが指差しました。こりどうがうなずきます。「そうやねんな。おれもきづいてたねんけど……」

「こわいよねぇ」テツがこりどうの言葉を引き継ぎました。

「そうやねんな」

いつの間にか二人は、楕円形の手紙に飛び込んでいました――

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