ずうっといっしょ
あきすけ。
ずうっといっしょにね
あなただけ幸せなんて許さない。
だってだって、そうでしょ?ずっと独りだったあたしに優しくしてくれて。
もうあたし、独りは嫌なの。
ねぇ、あの日々は間違いだった?思い出が泥のように沈殿して、それに沈んで息もできないの。
この感情どうしたらいいの?胸をかきむしりたいような、大声で喚き散らしたいような体に収めておけないの。
離れ離れなんて間違いだよね?どうしていなくなってしまうの?
独りが無理になるようにしむけて、それで要らなくなったら捨ててさようならなんて、そんな都合のいい話なんてない。
ねぇ、死にたいの。どうしたらいいの?苦しいの。あなたが離れてしまうなんて耐えられないの。
この際間違いでもなんでもいい。あなたの中からあたしが消えなければいい。
こびりついて落とせもしない染みみたいに、悪夢みたいにあなたを侵食し続ければいい。
あなたはきっと帰ってくる。
それまではおそろいの悪夢の中で、ずうっといっしょ!!
※ずうっといっしょ! / キタニタツヤ
ずうっといっしょ あきすけ。 @akisuke-san
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