第18話 無限の空間ダンジョンの秘密 後編
「……初心者ダンジョンにどれくらい引きこもっていたんだ?」
部隊長はさらに聞くと勇は紙を見せる。
「……(地上年数で約1年で初心者用のダンジョンだと時間の流れ的に約100年ぐらいはいた感覚かな?)」
「「……」」
部隊長の読み終えたタイミングで部下2人も意味がわからない表情を見せる。
「……先ぼ無限の空間ダンジョンに行く方法が引きこもることと行ったが?」
部隊長は質問をすると勇は紙を見せる。
「……(無限の空間ダンジョンに入るにはダンジョンの住人という称号が必要なんです)」
「……その称号をとれば入り口が出るのか?」
「……」
勇は部隊長に紙を渡す。
「……(いいえ、強制的に無限の空間に転移されて、飛ばされます)!?」
「「!?」」
部下は紙の内容見て驚く。
「……出ることは出来るのか?」
部下は質問したら勇は紙を見せる。
「……(無限の空間ダンジョンの異世界人に聞いたら、入ったら出られないらしいです)」
「らしい?」
部下は反応する。
「……」
勇はさらに紙を見せる。
「……(出るには無限の空間ダンジョンでモンスターに連続で約100回殺され続けられれば戻れるらしい)!?」
読んで疑問文で書かれている。
「勇君、無限の空間ダンジョンは?」
勇は部下に紙を見せる
「……無限の空間ダンジョンは死んでも、その場に数秒で生き返って戻ります!?」
「「!?」」
3人は驚いた。
本来はダンジョンで死んだ場合は死体は残らず骨すら残らない状況である。
死んだ場合は定期的に運営からリストが表示されメッセージが流れることで亡くなったかわかる仕様である。
「仮に死んで戻った場合は亡くなった状態で現実世界に戻るのか?」
部隊長は聞くと勇がまた紙を見せる。
「……(異世界人曰く、生きて戻ること出来るが後遺症が残るみたいです)」
部隊長は後遺症?という単語にひっかかりを覚えて勇は紙を見せる。
「……(後遺症は今まで得た魔力、能力全てを失って廃人になる見たいです)」
なるほどと納得する。
「他には、帰る方法はある?」
勇はすぐ紙を見せる。
「……(他に帰る方法は無限の空間ダンジョンを攻略することですね)」
「……勇君は無限の空間ダンジョンを攻略して出てきたのかな?」
部隊長は一番聞きたいことを勇に聞いた。
「……」
勇は素直に頷いた。
「「「!!」」」
3人は(ということは?)という表情になり確信に変わり始める。
「……つまり勇君がサイレンスマジシャンなのかな?」
部隊長は勇の目を見て聞く。
「……」
勇は首を横にふった。
「「「え?」」」
思わず3人は声に出したタイミングで勇は紙を見せる。
「「「……(僕は地上世界ではどこにでもいる一般人、モブの栗島勇であり)」」」
2枚目の紙を勇は見せる
「……(無限の空間ダンジョンの世界ではサイレンスマジシャンなだけです)」
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