第2話パート2特攻兵器【マルレ】と【震洋】
震洋は海軍の特攻兵器で小型のベニヤ板製モーターボートの船内艇首部に炸薬を搭載し、そこに搭乗員が乗り込み操縦して、目標艦隊に体当たり攻撃をする。戦死者2500人以上。
マルレは陸軍で開発された、震洋と同じく小型のベニヤ板製モーターボートで、震洋は艦首内に爆薬を搭載しているのに対し、マルレ艇は艇尾に機雷をぶら下げる形になっていた。マルレは当初機雷投下して離脱する予定であったが、最終的に体当たり作戦に変更されている。
マルレの部隊が呉にあったため、広島の原爆時にはいち早く救助に駆けつけている。長期間の救助活動により原爆の病気を発症し、原爆症を認可された人もいれば、認可されないまま亡くなった人、子供や孫に迷惑がかかるからと、絶対に原爆の病気のことは誰にも言うなと、口を閉ざしたまま亡くなられた人
もいたと言う。あまりにも日本人が知らない真実である。
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