8月、きみとの関係性について。
8月の過ぎるはやさを嘆く僕らは、きっと毎日、夜中の1時まで夜更かしをする。
時間の価値は同等のはずで、8月の1時間も、それ以外の1時間も変わらないはずなのに、失ったものだけを特別のように思って、価値があるように感じて、悲しんだふりをする。そして、また、夜更かしをする。
夜中、暗い部屋で僕の隣に手を伸ばしてみる。布団に触れる。僕は丸まる。
犬飼大の詩集 犬飼 大 @sakaraka_santya1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。犬飼大の詩集の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます