>■エンジニア学部

 この項では、鉄血学園における『エンジニア学部』について解説します。

 リンケージを養成する鉄血学園で、彼らのことを無視はできません。


■概要

 鉄血学園はリンケージを養成する機関ですが、リンケージ育成に欠かせないものがあります。

 ガーディアンと、その整備士です。

 将来の天才整備士を育成するため、リンケージと共に成長していく人々。

 それが、エンジニア学部の人々なのです。


■エンジニア学部の役割

 エンジニア学部の役割は『ガーディアンの整備』です。

 貴重なスーパー級や世界を滅ぼせるアポカリプス級、地球外のディプトリ―が使うシャレード級などを好きにいじくりまわせゲフンゲフン見学できる学園島は、エンジニアを目指す彼らにとっては宝の山です。

 リンケージ学部の新兵器を開発したり。

 リンケージ学部の模擬戦相手であるアビスビースト型ロボットを発明したり。

 さらっとアビテクの情報を抜いて試したり。

 北エリアに怪獣を解き放ったり。

 ヴェッセーラ重工の製品テストやデータ収集で学園島の収入源になったり。様々な場所や戦場で、エンジニア学部の生徒を見ることができるでしょう。

 ゲーム的にはシナリオボスを造ったり、PCの無茶な操縦でガタが来ているガーディアンを見て「可哀想になぁ」などと言ったり、「あ、あれは!」「知っているのかエンジニア学部!」と盛り上げる枠の人です。


 彼らの目的は基本的に「自分の技術の向上」であるため、面白そうな機械や面白い機体、面白そうな邪神開発を頑張っています。


■パーソナリティーズ


◇『うるさい』茂オクハ

「機甲歴XX年ッ! 学園島はぁ、新武装開発の炎に包まれたァ!!!!!!」

(女性/15歳/ベテラン/愛機:ゴエモン)

 中等部3年にしてエンジニア学部の有名人です。

 実習棟の外でも整備服を外さない低身長の女の子で、よく汗水たらしながらスパナ片手に走り回り「できたぁあああ!!」「無理だァ!!!!」と叫んでいる姿が目撃されています。

 その正体はエンジニア学部期待のエースで、東エリアに閉じこもり、地形修復用無人ミーレスを捕獲して解体して改造して合体して巨大怪獣を造るのを趣味とする生粋のエンジニアです。エンジニアってなんだろう。

 自身はリンケージではありませんが、よく巨大怪獣を「実験だァ!!!!」とけしかけてくるので、リンケージ学部の人間にも有名です。

 友達がいません。

 仲良くなると逆に人見知りして、すっごい小さい声でもじもじ話します。


◇『薬売り』貝塚 シロガネ

「知は力だ。知って悪いことなんて、この世にはほとんどない」

(男性/21歳/謎/愛機:不明)

 大学部3回生の謎の男子生徒です。

 常に大きな箱を背負って歩いており、奈落獣の死骸を漁る姿を目撃されます。

 エンジニア学部ではあるのですが、彼が研究しているのはガーディアンの武装などではなく、リンケージを補助する賦活剤などの方です。

 よく未認可の薬や貴重な漢方などを取り扱っているため、リンケージ学部の間では『薬売り』として知られています。

 彼が売る薬は品質がよいのですが、かなり怪しいです。

 彼は西エリアの神社に住んでおり、薬草の採取をすると同時に、なぜか学園島の成り立ちに興味を示しています。

 PCたちの前には、学園島の歴史に詳しい謎の大学生として登場するでしょう。

 薬とかも売ってくれます。

 正体は筆者も知りません。

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