>■生徒会

 この項では、鉄血学園における『生徒会』について解説します。

 よくある、権力が異常なタイプの生徒会です。


■概要

 鉄血学園は学園島に立つ、学園です。

 その主役は生徒です。

 つまり、司法・立法・行政は全て生徒が担っています。

 生徒による生徒のための生徒の政治。その総括と運営を行っているのが、生徒会なのです。


■生徒会の役割

 生徒会の役割は『鉄血学園の運営』です。

 イベントを主催する『〇〇実行委員会』。

 学園運営を邪魔するテロリストを殴り飛ばす『風紀執行委員会』。

 上陸してきたアビスビーストの対策を考える『巨大災害対策委員会』。

 無駄な部活の部費をカットするためガーディアン野球を挑む『生徒会執行部』。

 生徒会長という最強のトップの下に、必要に応じて様々な委員会を設立・配置・指示することで、学園を適切に運営しています。

 普通に思いつく生徒会は大体あり、学園島内のハンバーガーチェーン運営を担う生徒会もあります。

 ゲーム的には、シナリオに都合のよい組織を生やすための勢力です。

 PCたちに依頼を出したり、PCたちの敵になる役回りが多いでしょう。


 彼らの目的は基本的に「学園を楽しく運営する」ことであり、学園の外からの攻撃には全力で立ち向かいます。


■パーソナリティーズ


◇『鋼鉄生徒会長』イスズ

「――――私に、良い考えがある」

(女性?/?歳/メタルライヴ級/愛機:自身)

 「生徒会長が爆発するぞ!」の合言葉で有名な全長15メートルの生徒会長です。

 高等部3年ながら、大学部まで含む全ての生徒を総括する生徒会長を務める傑物で、その発想力は宇宙から来たメタルライヴ級としか思えません。

 頭はよくないです。

 が、「人類の学園生活を楽しく過ごしてやる!」という熱意と腕力はホンモノで、学園のために色々イベントを企画したり治水工事をしたりと大活躍しているため、支持率が高いです。

 突飛なことをよく言うため、事件の原因になります。ほぼ毎週。

 必殺技は【ルドラ自爆】です。

 ぼけたお気楽生徒会長と全員に思われていますが、非常事態には鋼の戦士として最前線に立って自爆する、勇気の塊でもあります。部下はいつも困っていますが、気付いていません。頭のいい口調で底抜けに明るいのも、支持率の原因かもしれません。



◇『陰の副生徒会長』ノドカ・タイラー

「ね? みんなで平和になりましょうよぉ……」

(女性/17歳/オーバーロード級/愛機:ピースメイカー)

 自爆する生徒会長の足元で巻き込まれている、秘書兼副生徒会長の女子生徒です。にへらと笑うクセがあり、前髪で目元が隠れています。

 生徒会長に書類仕事を全て投げられ、トラブルの後始末に奔走しているため、胸ポケットには常に胃薬が常備されています。

 週に2回もアビスゲートを開くんじゃないよ。

 なにより『平和』を重視する性格で、脅威を排するためならばどんな非情な手段も取ります。17歳ながら副生徒会長を任せられているのは、その決断力があってのものです。だいたい暴れる番長に頭を悩まされており、PCの敵になるか、PCに助けを求めるように地面を這いずって来るでしょう。

 限界に達すると「生徒会長はどこだ」と砲撃型オーバーロード級で周囲に災厄をまき散らします。生徒会長なら熱海にドキドキ温泉旅行に行きました。

 学園内影の最強枠です。

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