第2話

 最近、ますます体力が増えている。


 動けるオタクだと名乗れるくらいだろう。


 「・・・あ、あの優さん」


昨日今日であった。


 「・・・レイドやってから話にしませんか」


「はい」


 そして、彼女は思いっきり初心者でワンパンされていた。



 「あ、あの優さん」



「お疲れ様です。では、」


「あ、ちょ」


______



「あの、優さん」


「・・・」


さっきから、やたらこの人に会う。


 つか毎度やられて、体力がキレて戦えない筈なのに、課金して回復してやがるな。


 「あの、優さん」


「ゲームに集中したいので」


戦闘中に話しかけないで欲しいですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

毎日 09:16 予定は変更される可能性があります

位置情報アプリゲームで無双をしていたら、いつのまにかリアル関係も無双していた。 少し復活したエアコン @eaconnn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ