第2話

馬車の中


 「とりあえず、2人ともよろしくね」


ハル「はぁ、はい」


ナツ「あの、姫様には手を出さないでください!」


ハル「ナツ!!だからあなたは」


ナツ「いえ、私は姫様を守る立場にいるのです!

あなた様のためなら私は」


ハル「それはもう前の話です。今は私達は同じ奴隷です!!」


ナツ「そんなことは関係ありません!!私はあなたの騎士です」


ループしてるなぁ。


 と言うか、奴隷なのに主人を置いてよく話すな・・・まぁいいけど、


優「ねぇ、話していいかな」


ナツ「はい、まず私から!!」


ハル「私くしから」


どんだけ、自分が襲われると自信をお持ちなのかな?


まぁいいけどさぁ。


優「とりあえず、話を聞いてね」


そして、俺は二人に買った経緯を話した。


ナツ「え、では本当に」


ハル「私達に何かする気はないと」


ゆう「うん、だからこのまま解放してもいいかなと今思ってんだよね。どうする?いやするか」


とパチンと音が鳴った。


ハル「あっ?」ハル「うそ、本当にただ助けるために」


ゆう「そうだよ。でとりあえず、二人ともお金もないし、帰る場所もないでしょ?一旦俺の所に付いてくる?」


そういうと2人はうんうんと頷いていた。

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