普段使いできる便利グッズ

■アイラップはとても便利


 アイラップってご存じでしょうか? 岩谷マテリアルが販売している袋状の薄いビニール袋です。ビニール袋と呼んでしまうのは勿体ないぐらいに便利なアイテム。防災意識高い系のみならず、今では備蓄品の必須アイテムとして必ずリストアップされるまでになりました。


 アイラップはただのビニール袋とは素材も違いますし、袋の両脇にマチがあるので見た目のサイズ以上に容量があります。


 食材を包んで保管しても良し、湯煎調理に使っても良し、小物の備蓄品が散逸しないようにまとめておくにも良し、出先でちょっとしたゴミ袋にするのも良しといった具合に日常生活で便利に使えるのです。我が家でもアイラップはローリングストックで備蓄しています。


 ところがですよ。年頭は1箱60枚入りのアイラップが128円程度で買えたのに、近頃はグングンと値上がりしています。Amazonで見たら1箱が300円とか400円とかになっているじゃありませんか(地元のスーパーではまだ200円弱だったような?)。それが円安のせいなのか、はたまた国内の備蓄意識が向上して需要と供給のバランスが崩れたせいか分かりませんが、気軽に日常使いしているウチでは由々しき事態となっております。

 まあ嘆いていても仕方ないので、手元にあるアイラップで湯煎調理でもしながら、価格が落ち着いてくるのを待とうと思います。


■貴重な水を節約できるアイラップ


 具体的にどこが気に入っているかといいますと……


・食器をアイラップでくるめば食後に洗わずに済む


 これ良く「皿にラップを掛ける」方法として紹介されていますが、普通のラップって破れやすくないですか? 私が不器用なのかもしれませんが、掛けるときはうまくいっても、取り去るときや掛けなおすときにラップが切れてしまいがちです。


 破れてしまうとすなわち食器が汚れて残念なことになり、洗わずに済ましたいという元々の目的から外れてしまいます。


 その点、アイラップならまず切れることはありませんし、食後に食器を取り出したアイラップは裏返せばゴミ袋になります。このムダのなさ。好き😍


・湯煎なら生活用水が調理に使える


 アイラップの口をキチンと閉じ、鍋の底に直接触れないようにすれば(ここ重要。最悪鍋底の熱で破れます)、茹でる水は飲用に適さない生活用水(風呂の汲み置きや雨水など)も使えます。


 水が潤沢にない環境では、最小限の飲料水で調理できるのは助かりますよね。今のところ使いどころに困っている雨水タンクの水が活用できるかも知れない(嬉)。


 なんだかすっかり岩谷マテリアルの回し者のようになっていますが、イイものはイイと。言いたいのはそれだけです。


 なお、湯煎調理にはアイラップでなくても、食品用高密度ポリエチレン袋も利用できます。アイラップが高価な間は、代わりとなる良さげな袋を探してみるのもいいかもですね。その際は、必ず「食品用」とか「湯煎用」であることをお確かめください。

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