銭形がルパンを逮捕できない大人の事情と理由を、教えます。勉強は、大切だぞ~!

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 アニメの製作スタッフも、勉強しようぜ~!銭形は、このままだとルパンをつかまえることができません!

「ルパン(Ⅲ世)がつかまらない本当の理由」を、知っていますか?

そこからの~!

 勉強をなめてはいけない話、スタート!

 「待てー、ルパン!」

「あばよ、とっつあ~ん!」

悲しい、追いかけっこ。

「ルパン!逮捕する!」

…無理です。

 それ、できないんですよ。

 ある理由で。

「え、無理?」

「逮捕できない?」

「何で?」

「レトロな銭形じゃあ、ハイスペックに逃げるルパンを追えないから?」

ちがうぞ。

ちがうんだな。

銭形幸一警部は、仕事上の大まじめな理由で、ルパンをつかまえることができないようになっているのだ!

(そうそう、銭形警部の本名は、銭形幸一といいます)

大切なのが、ここ!

「アニメ版で、銭形警部はICPOっていうところに所属している」

 こんなセリフで、良くわかる。

聞いたこと、あるでしょ?

「銭形です!インターポール(ICPOのことね)から、参りました!」

 で、その、国際的な機関のICPOで働く人には逮捕権というものがない。

 悪いことをしている人を、自分たちの力で逮捕してどこかに引き渡すことができないということ。

 だから、銭形警部がICPOっていうところの人である限りいつまでたっても自力でルパンを逮捕することができないんだな~。

「ルパン、逮捕するー!」

 いや、無理だから。

ICPOの人は、決まりで、だれかを直接逮捕することができないんだぞ。

 すると、こう言われそう。

「…は?じゃあ、どうして、銭形警部はICPOの人っていう設定にしたんだ?昔は、埼玉県の警部さんだっただろう?その設定を変えなければ、良かったじゃないか」

 …うむ。

 たしかに。

 反論できません。

 昔のまま、埼玉県の警部さんだったなら、ルパンを逮捕できたのに!

 なのに、ICPOの人になっちゃったからさ。 ルパンを逮捕することは、もう、リアルにできないんですね。

「銭形警部がICPOの人だと、ルパンは、いつまでたっても逮捕されません!」

 知らなかった人は、これから、ルパンと銭形の追いかけっこを複雑な気持ちで見よう!

設定ミス?

 スタッフのミス?

 思い出すのが、この言葉。

「勉強しないと、将来、恥かくぞ?」

 痛いなあ。

 勉強は大切なんだぞ~、の話でした!

「ルパン、逮捕するー!」

 いや、無理なんで。



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