紅茶 つづき「再会」

 なんだかわからないけれど、ともだち田町は生きているように俺には思えた。

 なんだか研修の田町さんになら全てを打ち明けていいような気がして、俺は旧友田町のことを話した。

「あー、私も似たような経験ありますよ」

 田町さんがいった。

「梨木さんっていう友達と夏を過ごしたりして」

「梨木って」それ俺です、と俺は、田町さん——いや、田町に向かっていった。

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沼津平成のこわいはなし 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

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