転校生のきみとの夏休みの想い出~きみとの宇宙的な癒しのひととき
ヤッキムン
転校生は、うちの後ろの席
「よろしくお願いします!えっと...葉月花奈さん?」
「よろしくねー!白熊亜奈矢さん?」
「いえ...亜奈矢ではなく...亜矢奈です」
「あ、亜矢奈さんですねっ」
「そうです!よろしくお願いします...」
「よっろしっくね~」
「葉月花奈さんっていうのは、本名ですか?」
「え?...本名?...そうだよ~」
「そうですか...」
「白熊亜矢奈さんは、本名じゃないの?」
「えっ?...そんなわけ...本名ですっ」
「なんか、あやしい...」
「そんなことないですから...」
「ほんとにー?」
「ほんとですよっ...大丈夫です」
「大丈夫なの?」
「はいっ!」
「じゃあ、いいか」
「そんなことより...窓際の席っていうのは、いいですねっ」
「あ、白熊さんも?」
「はいっ!開放的で、なにより空もよく見える...」
「空、好きなの?」
「そうですね...」
「うちといっしょ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます